- 2014-08-28 (木) 22:08
- 人間関係
つづき。
○理解の仕方
相手を”傾聴”によって”より深く理解”する。ここまではわかってくれたとして・・・・・・いや、待てよ?本当にあなたはそれで相手のいうことを「理解」できたのでしょうか??それを知る簡単で間違いのない方法があります。それは、相手に「確認」をすること。
「お前、そんなことを何度も聞いて話を聞いてなかったのか!」
「そこまで言えば言わなくてもわかるだろ」
「なんだ?言質をとるつもりか?」
せっかちで、これも傾聴のできない相手だとすぐに短気を起こして余計に食ってかかってくる・・・・・・でも、これも慣れです(笑)
「あなたの言ってくれていることをわたしはきちんと理解したい。だから、わたしがあなたの言葉や想いを正しく理解しているのかを確認したい。」
こう真剣に傾聴の心でいわれて、嫌な気がする人はいません。今までの関係上、このセリフでさえ疑われたり貶されたり罵倒されたりするケースもありますが、そんなのは無視してかまいません。”聴く””理解する””そして確認までする”ことだけに集中するのです。最初にこちらが変わろうとする時にストレスがあるように、相手も同じくストレスを感じてしまいます・・・・・・・が、これもよりより関係のため。ここでビビったり根気がないと到底、今よりよい夫婦関係なんて無理だしどうしても相手が感情的になるのなら、しばらく時間を置いても良いと思います。数日経って、改めて確認してもらっても構いません。それぐらい、ここは大切なことなのです。
○納得と理解は違う
ここで陥りやすいところ、、、、それは「納得と理解は違う」ということ。いくら傾聴して、相手を理解しても”納得”はできない・・・・・・いいんですよ、それで。相手の話を聴くとは、別にこちらが「納得するためのもの」ではないのです。聴く目的とは、「納得できなくても相手の想いや意見を正しく理解すること」。はっきりいって、これが出来ないせっかちさんは話し合いなんて無理です。それはあなたが「話し合い」と勘違いしている、「理解して欲しい」の押し付け合いだと認識しましょう。
○「理解すること」の副産物
自分の場合、相談時ですが自分が理解していないところは何度も質問と確認を繰り返します。ある無知な壮年の人に「それってコールドリーディングじゃないですか!」って非難されたこともありますが、相手が問題としているのは本当に問題なのか?その問題を自分は正しく理解しているのか?はとても重要なことです・・・・・だって、「幸せになりたいです。」って質問してるのに「この人は幸せですか?」なんて神様に聴くのは無駄なことでしょ(苦笑)
「この人は理解してくれた」もしくは「この人は理解しようとしてくれている」、、、、、そう感じてくれた人は、相手に対して『信頼』をくれます。信じて欲しいから「傾聴する・理解する」のではなく、「傾聴する・理解する」、「傾聴しようとする・理解しようとする」から、相手は信用をくれるんですよね。
「わたし、こんなに頑張っているのに皆から信用されないんです。仲間に入れてもらえません。」
って相談もよくいただきますが、それはがんばっている方向性が間違っている可能性が(汗) 『信じて欲しい』という欲が先だってしまい、空回りしている状態をよくみかけます。管理人自身、高校の時はあるグループに入りたいと思い、どうでも良い話を思いっきり同調・同意したフリをしていた時期もありましたが、、、、今考えればそのグループの連中を誰も信用してなかったし、たぶん誰からも信用されてなかったと思います・・・・・・きちんと、納得はしなくても理解だけしようとすればまた違った結果(良いところも悪いところも深くみれる)結果になっていたんでしょうけどね~大抵、どんな人間でも良いところと悪いところがあって、若い時は人をみて付き合っていたところがありませんでした??「しょせん、こんな奴らの集まりだ!」なんて自分から離れちゃったんですが、今考えれば自分も悪いところがあったような気がします。最初に仲間に入りたいと思ったのは自分の方だったんですけどね(苦笑)これも人間関係スキルの低さのなせる業です・・・・・反対に、傾聴できる人の周りには自然に人が集まってくれるのです。
○「理解してから、理解される」という鉄の掟
も~これはめちゃくちゃ大事なところです!!!トイレの扉にも貼っておいていいぐらい!これは鉄則中の鉄則、、、、、いわゆる「夫婦喧嘩」をしている状態、傍から見てみてくださいよ・・・・・本人たちは
「相手のため」
「家庭のため」
「子供のため」
いろいろな「ため」を口に出しておりますが・・・・・いや、それは本気だろうから笑うつもりはないのですが、客観的にみると 「先に自分を理解してほしい」の擦り付けあいです!!本人たちは気づいておりませんが、どんなに筋がとおってても崇高な言葉を使っても、結局は「自分のため」なのを気づいていないんですっ!さらに、どっちが勝っても負けても、管理人の一番嫌いな「我慢や忍耐」が存在しているんです!あぁ、なんて恐ろしい・・・・・・・!!
・・・・・・さて。こうならない為にもようやく実践に入りますが次は「理解してから、理解される」の順番の意味に入ります。
つづく。
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