- 2014-01-21 (火) 18:46
- 人間関係
つづき。
子供時代は、子供なりの社会に所属したいという自己防衛の心が働いて「自分の位置」を確保しようとしたり、「強いもの」について難を逃れようとしたり。「村があれば村八分はある。これは仕方ない。」 といいきった兄弟子もいましたが、自分はそうは思いませんし子供のイジメに関していえば、それは当てはまらないと思います。
本来の村八分とはそこにも厳密なルールがあったり、コミュニティを形成する上ではある程度、和を乱すものを隔離しなくては機能が果たせないという、必要不可欠な部分というか、ある意味、『共同体』 という装置を維持するための「負の吹き溜まり」的な場所は必要なんでしょうけど、、、、、、本来は、”村” そのもののルールだってみんなが使うもの、皆でつくれるだけの知恵と理解力・構築力は大人であれば誰でももっているはずなんですけどね。
それが信じられないことに大人にまでなって、イジメってのはあるんですよね。大人になれば、違う知恵もついて違う陰険さも増していたり。
これは多分、
「イジメたら駄目よ。」「今度やったら○○だからね。」
「・・・・・うん、わかった。」
と、頭ごなしの交換条件でその場を納得させられた子供たちが意味もわからないまま大人になって、、、、、ついぞ人の心がわからないまま、自分の力がついた時にまた子供に戻るという、なんとも悲しいローテーションが繰り返されている。
また反面に、「自分がされたから、人にやっても当たり前」と、本当にびっくりするような話ですが 『本人は無意識の内に』 なんの悪気もなくやっている場合さえあります。
よくホリエモンさんの話になった時に「崇める派」と「叩く派」にわかれると思います。(まぁ自分のようにどうでも良い派もいるとは思いますけど)
「粉飾はどこでもやってるやん?」
「結局は新しいものは排除されるんだよ。」
「今の日本では、出る杭は打たれるんだよ。」
自分が思うのは、やったことはマネできないし凄いのは凄いんでしょうが、ただ日本の体質には合わなかった・・・・・・それだけのことですよね、、、、、、
有名人は有名なのですから、それだけ叩かれやすいってのはもちろんあるとは思いますが、正道をまっとうに歩いてきちんと杭(結果)を出して評価されている方々も多いと思いますし、、、、、その出し方が不味かった=日本の体質そのものに合っていなかった、、、、、結果としては、「出る杭」よりも「飛び出した棘」と認識されて抜かれちゃった感はありますよね・・・・・・・
いろいろ思うところを書いてみましたが、結果として学校ではもちろん内容をより吟味した(できるだけ意義のある)道徳の教育は続けて欲しいと思いますし、それ以上に家庭ではもっと「会話を増やす工夫」をやって欲しいと思います。
『会話』って一人では出来ないですもんね・・・・・
大人が忙しいことは重々、承知しております。。。。。
特に男はですね、わかってはいるんですが「理屈」と「根拠」を求めたがる生き物ですから、
「会話が大事でも、養えなくなったらそれどころじゃないっ!そのためにこっちも相当、我慢はしているんだっ!」
・・・・と内心、吼えたくなるお父さんも多いのではないでしょうか(笑)でも実際に吼えるのも面倒だし、吼えても何も変わらないと知っているので黙りこむ。
「うちの主人は家の中に無頓着なんです・・・・・・」
とおっしゃるご婦人方も多いんですが、まぁ多少は大目にみてください。男が家の中にまで口を出したら、、、、、そりゃ、めちゃくちゃウザくなってきますよ。
今は共働きの核家族が当たり前。男だけではなく、主婦も働いて忙しくないと家庭が保てない家もたくさんあります・・・・・・でも、ウチは裕福ではなかったけど今振り返って思うことは、裕福でないなりに両親に心の余裕があって、さらに家の中での会話が多い家で良かったかな~・・・・・・
お金があるに越したことはございませんし、貧乏が良いとは思いませんが(苦笑)ある程度夫婦が話し合って「家の方針」なんかが、間違っててもいいからある家ってのは良い家庭だと自分は思いますよ。「この家庭の経済状況の危機を、どうやって皆で乗り越えようか?」 なんて話し合いも有りだと思う(笑)
実際に子供の頃にいわれていた、「他所はよそ。」「窮屈な家でも楽しければいい!」という苦し紛れの文句が、今の自分を救ってくれている事実もございます。
その中で得る、「この家族でよかったなぁ~」 と思える愛情や達成感、信頼感はお金にはかえれませんし、そこで育んだ情は一生の宝のような気がします。
イジメている側もイジメられる側も、家庭内の会話を大切に。
大人になっての人間関係は周りの相談できる人や仲間を大切に。
自分はホリエモンさんがどんな人間か知りませんので、良いも悪いも言えませんが勝手に想像すると・・・・・・一歩外に出て、相当叩かれた時期もありましたがひょっとすると同じ会社内であれば、どこかで愛され信頼もあったんじゃないかと想像してます。
何が言いたいかというと、「共同体」で出る吹き溜まりがあるのならば同じく解決策はやっぱり「共同体の中」にしかないんじゃないかなぁ~と。
話は飛んでしまうようですが、やっぱり農業ですね。
イジメっ子とイジメられっ子をワンペアにして、一つの畑を耕して作物を作ってみて欲しい。種まきから収穫まで。・・・・・・協力しあわないといけない共同作業であれば別に農業じゃなくても良いんですが(笑) イジメっ子とも話はしますが、そんなにめちゃくちゃ悪い子はいなかったりするんですよね、、、、、根はひねくれてますが。いや、ひねくれているというより子供であれば未熟なだけか。
そんなことを時々、妄想しております。
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コメント:8
- 笹舟 14-01-21 (火) 21:49
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こんばんは、はじめまして。
いくつかのワード検索から、昨夜初めてこのブログに辿り付きました。
今日の記事にも興味いっぱいです。
過去の記事もこれからの記事も、
楽しみに読ませていただきますね。
どうぞよろしくお願いします(〃ω〃) - ちえ 14-01-22 (水) 4:37
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おはようございます。
( > < )イジメ問題は、暗くて根深いですよね…。
ホント、一見して全くイジメとはわからない場合も多いですもんね。
最終的には個人個人の(モラル)の問題でしょうか…。
生まれながらの(犯罪者)などこの世には1人もいませんよね。
やはり、小さなころからの道徳教育は大切だと思います。
いつも素晴らしい記事に感動いたします( ^v^ )/ - みらい 14-01-22 (水) 10:20
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こんにちは(^-^)
イジメ、子どもの世界にも大人の世界にもありますね。
私も幼い時は、イジメにあったくちで…転校も繰返していました。
子どもの世界のイジメは、ほんとに残虐だとつくづく思います。親になり、我が子が同じ目にあったらって心配にもなりますね(^_^;)
親に相談できず、先生にも守られず、そんな中で私の戦い方は、イジメグループにあえて近づくことでした。それも、常に笑顔で。媚びをうるわけでなく、何もなかったように…。
イジメグループからしたら気持ち悪いですよね、昨日は死ぬか生きるかて悩んでた奴が、次の日には笑顔なんですから。笑
普段、人間扱いしてこない人達に笑顔を向けて、何も気にしてない素振りをみせるなんて変な話ですけど、同じ土俵に乗ったらいけないような気がして、そうしてました。
そしたらそのうち、イジメグループのひとり、またひとりが、あいつをイジメたらいけないムードになってきて…。最後は、イジメグループのリーダーさえもが仲良くしようて言ってきました 笑
そのやり方が正しかったのかどうかは、今だにわかりませんが
未熟な子ども、愛の足りない子どもには、愛を捧げるとゆうか…そういう気持ちがいるのかなて思います。
長男がイジメらしきものにあった時、まだ小学生だからできたことですが、イジメグループの子ども達のリーダーのお子さんを抱きしめたことがあります。見かける度に声をかけ握手したり抱きしめたり、私なりの愛情をむけました。
そしたらそのうち、その子と長男も仲良くなったりして 笑
長男の頑張りもあったとは思いますが、周りの大人が全ての子どもを愛して、人の善とゆうものを教えること、大切だと思います。
学校でも、イジメの問題、道徳の問題、取り組む時があります。
農業…共同作業、とても良いと思いました!
PTAからのお願いとして、今度、先生に伝えてみようと思います(^-^)
またまた、長くなりました…すみません☆ - 石田 14-01-22 (水) 11:14
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こんにちは!
子どもの頃、いじめた事もいじめられた事もありました。そして今まさに、「味方を多く作る大人」「社会で出る杭は打たれる」に悩んでます。
味方は多い方が楽しいし嬉しいとは思うんですが、「敵を作らない事」と「味方を作る事」って、なんかちょっと違うというか、時々気持ち悪く感じるというか……
文面では上手く伝えられなくてすみません。
(^_^;) - 匿名 14-01-23 (木) 13:44
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大人のイジメって、悪質ですからね~、、、、
怖いこと~(>_<) - おき 14-01-23 (木) 21:22
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こんばんは。
後れ馳せながら、あけましておめでとうこざいます。
そして、ご結婚おめでとうこざいます。
「味方をつくりたがる大人」、いますね。
でもそういう人って仲間作り、自分の環境作りの上手い人だともいえそうです。よい人だとよいのですが、道徳観念の低い人だと大変なことになりそうです。事件になりそうです。
いじめにあった記憶はないのですが、小学生の時にグループ内での仲間外れにあったような気がします。でも「友達はグループの人だけじゃないんし、仲間外れにしたければ勝手にしたら?」と思っていたので気になってませんでした(笑)
自分の世界は実は広いと気づけば、少し楽になる人もいるんじゃないかな。
堀江さんに関しては、当事、言ってることが中学生みたいだと思ってました。
みんなやってるとか、してはいけないと書かれてないとか、例え事実であれ、会社のトップでその発言はないんじゃないかなと。
頭はいいけど若いからルールがわかってなかったんだろうな、と。
長々と書いてゴメンナサイ。纏める文章力がありませんでした…。 - 管理人 14-01-24 (金) 21:23
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笹舟さん
はじめまして笹舟さん。こんばんはーコメントありがとうございます。なんか、どんどんと神様ブログから外れていっておりますが、まぁ未熟な精神世界ブログとして、またコメントしてくださいね~よろしくどうぞ!
ちえさん
こんばんはちえさん。コメント欄でさりげなく勉強させてもらっているのは自分の方だったりします(苦笑)
みらいさん
ご自分の一番弱いところを一番の武器に換えれた幼き日のみらいさんに乾杯です!もう無敵でしょ、これは(笑)
石田さん
オッケーです、なんとなく3割ぐらいは理解できました!「敵を作らない事」と「味方を作る事」、これどっちをどう気持ち悪く捉えたかに興味があります。 - 管理人 14-01-24 (金) 21:27
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匿名さん
本当に悪質ですよね、、、、、、、
おきさん
こんばんはおきさん、明けましておめでとうございます!「でもそういう人って仲間作り、自分の環境作りの上手い人だともいえそうです。」・・・・・これは正直、微妙ですよ、、、、だって、あぁ、この人そういう目的なんだ。と思ったら近寄りたくなくなる(苦笑)反対に、自然に、「この人好きだなぁ~」って人は ”上手い人” ってイメージが反対に湧かないんですよね自分は。まぁ見方次第ってことでしょうけど。「自分の世界は実は広い」・・・・・・これはすごく大事なことだと思います!!!