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持衰(じさい)とは

寒いですね・・・・・東京は下手をすれば明日は雪らしいです・・・・・・・福岡もついに雨がシトシトと降ってきました。

そんな中、管理人は今、外に頼まれたものを買いにいくか考え中・・・・・・まぁ行くしかないんでしょうが・・・・・まずはブログを書いてから、改めて考えましょう。。。。

そんで、今日のブログのタイトルは 「持衰(じさい)とは」 。皆さん、持衰(じさい)って聞いたことあります??本当は東京勉強会でお話したかったのですが(罪とか穢れに関係します)、持衰とは一言でいえば、その 『罪・穢れ・災い』 を引き受ける専門の人のことを持衰と呼んでいたわけです。



「魏志倭人伝」にはこう記されております。

倭の者が船で海を渡る時は持衰(じさい)が選ばれる。持衰は人と接せず、虱は取らず、服は汚れ放題、肉は食べずに船の帰りを待つ。船が無事に帰ってくれば褒美が与えられる。船に災難があれば殺される。


また平安時代には、海賊たちが持衰を船に乗せて無事に後悔できれば褒美を与え、海が荒れれば海に投げ入れて生贄とした、、、、、と、確か北方謙三さんの小説だったかな?藤原純友のことが書いてあった本に書かれていたと思います。


これを昔に読んで衝撃的でした・・・・・

「イジメの原点」 だとは思いませんが、こうやって罪穢れをからう人たちがいて、そういうシステムがあって、、、、ただの縁起担ぎだとは思いますが、命がかかってるってのはすごいなぁ・・・・・・と。自分が興味があったのは、この持衰と呼ばれる方々は 「強制的」 だったのか、はたまた 「立候補制」 だったのか・・・・・・・

調べてみると、持衰の当番が順に回ってくるとか、奴隷が選ばれるとか、一族が決まっているとか、いろいろ載ってましたが・・・・・・・清潔感は抜きにして、なーんか原発の作業員の方々とダブってみえちゃいました。あの場合、上手くいった褒美は上にかなりピンはねされていると思いますが・・・・・・・・・。


村八分から、持衰から、姥捨て山から、日本の歴史の『闇』ってのも、今も昔も呼び名や形はかわってもやっぱり存在するんでしょうね、、、、、、、もしくは歴史と伝統に染み込んだ 「体質」 のようなものなのでしょうか。確か、村八分も村を潤滑に回していくための知恵ですもんね、、、、、、。

興味があることはどんどん勉強してみたいタイプなので、また新しいことが分かれば記事にさせていただきます!よし、まずはこれぐらいの持衰であれば喜んでっ!!・・・・・・・って感じでしょうか、、、、、、。

でも、これ書いている内に行かなくて良くなったようです。。。。。。

代わりに風呂に入って、体と心を清めてきます。皆さん、おやすみなさい~

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コメント:7

はに丸 13-12-18 (水) 5:44

持衰、、、
知らなかったです。
そういう人たちがいたんですね。
衝撃的すぎて今凄く辛いですー(*_*;
でも知れてよかった。
持衰さんが殺されてしまった場合の葬儀とか埋葬方法はどうしてたんでしょうか。
海賊はともかく、日本人なら祟りとか恐れて丁重に葬りそうな気もするけど、、、、。
よし、自分でも調べてみますね!
ショックだったけど、勉強になる記事をありがとうございました!

豪力 13-12-18 (水) 23:18

「喜捨」の精神のもと、自ら望んで人柱になってたとしたら、もはや神です。
でもどうなんだろうか、、そんな穢れ浄化の仕組みが法則としてあるとしても、せめて意識ある生命だけはそこに投入してほしくない気がします。
なにせ切なすぎます。もちろん本人が心から望むのであれば止めはできないけれど。

管理人 13-12-20 (金) 13:08

はに丸さん
こんにちははに丸さん!持衰の葬儀はなかったんじゃないでしょうかね、その役目上・・・・・・いや、調べたわけではございませんが。ぜひぜひ、新しい情報が出てきたらコメントください!ありがとうございます~

豪力さん
うんうん、諸葛亮も似たような生贄を避けるために饅頭を開発したといわれてますね。自ら望んで犠牲になるってのはなかなか考えにくいけど・・・・・人間の闇がそのまま形となってあらわれてる気がします、、、、、

匿名 13-12-20 (金) 15:10

こんにちは^^
さっそく検索してみたらそのまんまのタイトルで古代ロマン小説がヒットしました!
もう読まれてるかもしれませんが、なかなか面白そうだったのでお知らせしてみます。

篠崎紘一 2002年2月 『持衰』 郁朋社

とても興味のある分野の事なので、学問的な事もまた調べてみたいと思います=3

はに丸 13-12-22 (日) 12:35

名前入れるの忘れてました!(汗)
13-12-20 (金) 15:10 のコメント、はに丸でした。失礼しました!(><)

管理人 13-12-22 (日) 14:28

はに丸さん
ふふふっ、慌てん坊ですねはに丸さん(笑)そのまんまタイトルの本があったんですね、ありがとうごさいます!ぜひぜひ読んでいただいて、いつかまた内容を三行ぐらいで教えてください!(爆)それでは良い年末年始をお送りくださいね。

青いカーテン 14-03-12 (水) 1:32

持衰という考え、伝統、発想に対し怒りを禁じえません。多分、お釈迦様にせよ、キリスト様にせよ、これをもし見られるなら、(あるいは日本のその当時の観ことのできる方にせよ)その眼差しの深い怒りと悲しみと哀れみに震えてご覧になるのが私には見えます。
嵐は…どんな聖者が祈ろうが天候を変えることはできません。例えば雨乞いなどきくことはありません。原爆の何倍もある爆弾でやっと進路を少し変えられるくらいです。気持ちは分かりますが、自然に添わない発想は、あり得ません。それがただただ分かりたいものです。宗教にせよ、科学にせよ、文化にせよ、そこからあらゆる間違いが少しでもなくなるように。

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