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ひきこもり・不登校の相談で思うこと 企業の実態②

  • 2013-04-19 (金) 0:32
  • 教訓

つづき。

「結婚できないかも知れないので、経済的に困らないようにしたいんです。」

これは独身の女性の、最近聞く悩みのひとつです。”結婚” はしてみたいけど慎重すぎて時間だけが流れる。または結婚そのものに価値が見出せない方が本当に多いです。最後には、「結婚はしたくないけど子供は欲しい。」 と本気でいわれる・・・・生まれてくる子供の生活環境までリアルに想像できない女性まで増えてきました・・・・・・(汗)

もちろん生活をする上ではお金は必要です。でも、夫婦でそれなりにしか稼げないのなら、胸をはってそれなりの生活をすれば良いだけですし、何も恥ずかしいことはございません。どんなに稼いでも生活が豊かでも、本人が不幸と感じればその人生は不幸なのです。



話を戻して。

「より豊かで、将来の保証も万全」と謳われて、必死で教科書をめくって成績を上げてきた人たちに次に訪れるのは、『さらに過酷な生存競争』、教科書と数字ばかり追ってきて人間関係のスキルが足りなかった方々に対して、「豊かさ」の門は閉じられます。会社をやめる9割方の原因は人間関係です。

心が折れて結局働くことができなくなったらどんな立派な仕事でも企業でも同じですもんね、、、、、、過酷な労働の現状もそう。会社は残業させても残業代は払わない。もしくは残業させないように早く帰す。また、パート・アルバイト・契約社員の立場にしかさせない。正社員は正社員で、他の負担が強いられる。・・・・・・・いつまでたっても自分たちに心の休まる立場を与えてくれない・・・・・これが今の現状。

自営にしてもそう。利益だけを追求して、月に500万の月給をもらっていた方が、アッという間に無職になる姿をみました。先月まで左団扇だった経営者が、本人に関係のないところで無職になる姿もたくさんみてきました。今でも月に200万円、なにもせず通帳にお金が振り込まれても心が空っぽの友人もいます。人間的にはみんな教養があって心が豊かで、振り返っても今でも尊敬できるところがある人がほとんどなんですが・・・・・・お金って、保証って、限度がないんですよね。

そこそこのお金を上手に使って、上手にサボりながら上手に手を抜いて居場所を持ち続ければいいのですが・・・・・まじめな人・不器用な人はなかなかそうはいかないんです。




学校も企業・会社も、もちろんそればかりではございませんが、どちらにしても 『育てる』 という行為をしなくなってきました。何を育てるかというと、「心」 ですね。そんな余裕がないのか、はたまたそれよりも優先させることでいっぱいいっぱいなのか・・・・・・・・。

まざまざとこの状態をリアルで見せつけられた時、それを肌身で感じた時、もしくはそれに耐えられないと自分で判断した時・・・・・あなただったらどうします?これはひきこもりの子や、出社拒否の人を責められませんよね、、、、、、、、その時代の”被害者”という言葉を使うのは失礼かも知れませんが、その方々の手助けが出来る機関が 「個々の利益」 に走った今の日本では難しすぎます。


そしてようやく自分の分野ですが。

そこに加えて、これもメディアで煽られた”スピリチュアルブーム”。

最近は、なんでもかんでも 「幽霊さん」 のせいにする兆候が今でも残っています。霊が原因で、うつ病やパニック障害、その他心の病になった例はないとはいえませんが、13年前から人様を霊視させてもらいここ数年で急激に幽霊さんの力が強まった・・・・・・とは思えません。『卵と鶏、どちらが先か?』 の話を論ずるつもりはございませんが、今の現代社会を考慮にいれてもう一度、考える意味が自分たちにはあると思います。そうでないと、このままズルズルと当たり前のように「霊障」「視えないものが原因」に流れてしまうと・・・・・・・三流霊能者は儲かりますが、相談した人は本当に一生を棒にふりますよ・・・・・・

まだまだ、自分たちは自分たちの力でできることがたくさんあるはずです。

その為には、いろんな事実を知ってもっと客観的に多角的に物事を眺められる癖をつけないと今の問題には太刀打ちできませんし、根本となっている問題に力を注ぐことはできません。

人に相談して(霊能者や占い師も含め)些細なきっかけや、アドバイスが人の人生を大きく変えることももちろんあります。ですが、その時に本当にモノをいうのはやっぱり自分自身の力の部分です。いくらフイゴを吹いても、本人が自分で水をかけ続けていれば、火はおこらないのです。

多くの課題を残した今の社会の中で、一つだけよかったと自分が思える希望は 「原点回帰」 が一部の人たちにはじまった事でしょうか。

・田んぼの仕事や畑仕事。
・今以上に自然や視えないものを大切にする心。
・今までは忘れていた「共同体」の概念。
・人や縁やお金を大切にする⇒「育てる」ということ。
・自分からまずやるしかない!という責任感。

これが日々、保証やお金を追いかけ回している人たちよりも 「ひきこもり」 や 「会社(社会)についていけなくなった人」 と呼ばれる人たちの方が、上記に関しての気づきが多いのも当たり前のことかも知れません。人はそこまでバカじゃない、ありえない基盤や流れを目の前にして、先をみて、がむしゃらに何のためかは一生わからずに働かせ続けられる・・・・・そのストレスを差別や反差別、インターネットやテレビの娯楽でガス抜きをして誤魔化そうとする・・・・・・・そんな時代に適応できないのがまっとうかも知れません。

そして、一度学校や社会から外れたら、もう一度引きあがるのにはたくさんの見える・見えない ”手” が必要にもなってきます。また引き上げられる人も、どのような時代でもそれに甘えず、イジけず、手をつかめば代わりに”感謝の心”をあらわすのが筋かとも思います。

”感謝の心” とは具体的にいえば、結果ではありません。”勇気” だと自分は考えます。

それには上も下もなく、その方なりの勇気・・・・・・・・

人に与えられるものは勇気、人から貰えるのは勇気だけだと自分は教わりました。どちらにしても、この国は一度、あらためて底上げをしないといけない。そこそこ、自分では勇気をもってるつもりですがそれでもやっぱり凹むこともあります。できれば、あなたの生きざまを ”勇気” として、管理人にみせつけて下さいね(笑)ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます!長くなりましたが、終わりま~す!

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コメント:8

小菊 13-04-19 (金) 1:47

前にも少し書きましたが、私は今引きこもり状態です。
心の病気になる前、自称霊能力のある占い師さんに診てもらったとき、貴方には貧乏神と疫病神が浸いている。残念だけど神の仲間だから祓えない。と言われ何かあると、そのせいにしてきた時期もありました。
でも今は、小さい頃から人の顔色を見ながら生きてきたことに疲れちゃった……と、自己判断できるまでになりました。

今私に足りないのは、踏み出す1歩なんだと思っています。
思っているけど、怖くて踏み出せずイライラだけが残ります。
勇気。その勇気が頑張ってるのに出せない。いや頑張ってないから出せない。ジレンマで頭がおかしくなるときがあります。

明朗活発とは私のためにある言葉だと思ってたのに……。

この前コメントに何か1つ1ヶ月目指して…と書きましたが、今本当に家の回りだけですが、朝散歩を始めました。
これが1歩になるように。
そして村雲さんが今度東京に来るとき逢いに行けるように。
頑張ってます。

名無し 13-04-19 (金) 4:16

初めてメール致します。
私の実家は自営業をしています 事実上 弟が現場を担当 私が事務所を担当しています。私の主人も自営業をしていますが… 仕事の全盛期は6月から12月末までで それ以外の期間はテレビを見たり昼寝をしたりと 全く仕事をしていません。私が仕事から帰ると車の音に反応してバタバタと洗濯物を取り込んで たたみだしたりと 『俺は家の事をしている』と毎回 言い訳…
実家の仕事も事務だけじゃなく 現場にも駆り出され ダンプに乗ったり 毎日 目まぐるしく働いています。周りの人達は当たり前のように私に頼りっぱなし…正直 心も身体も疲れ果てています。もう どうしたらいいの分からなくなってしまいました… まだ まだ我慢して働いくべきなのでしょうか… もう疲れ果てています。

ゆしょたま 13-04-19 (金) 6:01

前も書きましたが、引きこもり状態が続く長女の母をしてます。

「やってみたら?」とか「頑張ってみようよ」とか、周りの方々は、励ましてくださる…思いやりの気持ち、とてもありがたいです。

でも重荷に感じてしまうんです。本当に申し訳ないんですが。

引きこもり状態の長女と共に、手をかける所も足場も無い垂直の広い広い壁が目の前にあって、「いっちょ、母の私が登って見せようか」と、壁に手をかけ、登ろうとガリガリしても、その場から位置が変わらず、とりあえずもがき続けている…そんな感じ。

亡くなった実父は、本当に無口だったけど、私が旦那の暴力や旦那の両親からの罵倒の日々に、一人涙していたと、亡くなってから聞いて、「私と一緒に、父も心で苦しみ耐えてくれてたんだ」と、今更ながら「一人じゃなかったんだ」と思いました。

今も旦那の暴力や旦那の両親からの罵倒は続いてますが(*_*;

実父は某製薬会社のドリンクの瓶を作る会社で、10代から身体が動かなくなるまで勤務しました。
一度職場見学に行った時の、ものすごい暑さの中で、汗だくで、一心に瓶を膨らます姿を思い出します。

中学3年の長男は「俺はもの作りを目指す」と宣言し、漠然としたもの作りの分野から、進学先を模索中。

「生み出し、育てる日本」伝統を継ぎつつ、未来へ育てていけるといいかと思う私です。

SCOP 13-04-19 (金) 6:14

"感謝"は"勇気"とても響きました(^^)
私は幽霊さんは見えないし感じないですが、きっと幽霊さんのせいにするのも・人のせいにするのも・環境のせいにするのも一緒なんですよね(^-^)
外からの影響はどうしても受けざる終えないけれど・・・
自分の人生、自分の意思で出来ることもあることを意識していくのは大切ですよね(o^^o)

もず 13-04-19 (金) 11:04

今回の話題、すごくタイムリーすぎて思わず書き込み。
来週から中学校にアルバイトに行ってきます。
別室登校の生徒さんの話し相手?みたいなお仕事です。
前職(福祉関係)の仕事では学校の先生との関わりが比較的多かったんですけど、とにかく二言目は「忙しいんで」っていうあらゆる事に省エネ運転な先生が多く、アポも「忙しいんで」ということで平気でドタキャンという場面にも幾度となく直面し、なんか先生苦手かも・・・と思ってました。無気力、なんでしょうね。いろんなことが大変すぎて。

こんな私がどうしてそんなアルバイトをする事になったのか。
ただただ、殻を破りたかったからです。
あと、たまたま受かってしまったからです(笑)

村雲さんの大きな視点、モヤっとしていた私の肩を押してくれました。
私は小さなところから、今の現状を考えてみたいと思います。

管理人 13-04-20 (土) 1:34

小菊さん
「本当に家の回りだけですが、朝散歩」 これ絶対に凄いですよ!出来るだけ続けてみてください、大風や台風の日以外は。朝の10分でも構いません、それが積み重なって大きな変化になります(笑)

名無しさん
こんばんは名無しさん。えーっと、自分の意見でいいんですかね?(汗)「どうしたらいいのか?」・・・これが質問だったら、我慢し続けるか、我慢を止めてついでに仕事も辞めるか、二つに一つだと思います!

ゆしょたまさん
まずは壁を登るのを止めた方が良いような気がします(汗)それって、お嬢さんに頼まれて登っているわけじゃないんでしょ?父性と母性の役割は違います。ゆしょたまさんはお母さん(母性)なので、まずは家の役割を果たしながら、お嬢さんの横にいるだけでも違うと思うんですけどね、、、、、長男さん、素敵なもの作り人になってくれたら嬉しいですね!若いってすばらしい!

SCOPさん
「自分の人生、自分の意思で出来ることもあることを意識していく」おっしゃる通りです(笑) 常に世の中には「外からの影響(刺激)」があって、「自分たちの反応」がありますが・・・・・その「反応」は自分次第で選択ができます。それを知らないで、『心の脊髄反応』をする人が一人でも減りますように。

管理人 13-04-20 (土) 1:37

もずさん
よし、もずさんの力(影響力)で一人一人の先生方を洗脳していって下さい!「省エネ」してる間に人生終わっちゃうよ~・・・・と(笑)すばらしいお仕事をされてますね、立場(正社員・アルバイト)は関係ありませんよ勇気をもって一人でも多くの生徒の心に残る『相談役』を目指してください!

ちゃーこ 13-04-23 (火) 16:10

我が子も中学2年から不登校でした。
この3月で卒業して、高校は行ってません。

不登校。
親(私)が受け入れられませんでした。

学校に行くのが普通と思っていたので、
事あるごとに、学校行きなさい と言ってました。

ある時、あれ??これって私の思いを押し付けてるだけ???
と思い子供の気持ちを考えてました。
それから、少しずつではありましたが受け入れる努力をしてみたのです。

娘を認める、私自信が娘の不登校が辛いと認める。
納得するには本当に長い時間が掛かりました。
もしかしたら、まだ納得してないのかもしれません。

でも、子供は少しずつ変わっていきました。
変わったというのか、顔つきが変わりましたね。

今は家にいますが、元気で過ごしてます。
気が付けば色んな人に助けてもらってます。

色んな事、色んな物に感謝ばかりです。
まだまだこの先長いですが、子供がいい人生を送れるように
親として手を貸してあげたいと思ってます。

この事があって気がつかせてもらったこと、すごくたくさんあります。
そして反省すべきところもたくさんありました。
一番大変だったのは、認めることです。

でも子供はスゴイです。
私なんかより、前に進んでるんです。
考えもしっかりしてます。

子供をしっかりと見てあげなくちゃですね。

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