- 2013-02-01 (金) 21:49
- 教訓
大学受験やら高校の入試やら・・・・大変ですよね、今の時期の学生さんは(汗)ちなみに、大学の受験も高校の入試も失敗した管理人は、この歳になって学校に行く羽目になるとは当時は想像もできず・・・・・・いや、大事ですよ、「勉強をする」ということは。一生、勉強です。ここで、「えぇ~っ、一生勉強~~~・・・・・」と思われた方は、ある意味受験や入試を「失敗した」人です。受かっても、「失敗した人」。まぁ、理由はあとから申し上げますが、失敗組の反省点は後回しにして、実はこの季節(12月~2月)短期的に数が増える相談ごとも、「大学受験」や「高校入試」のご相談(主に親御さんから)が多い季節でもございます。
まぁ、そんな中から軽く村雲的なアドバイスを。
まず、「受験や入試でどんな相談ごとなの?」 と言われると・・・・・・・ずばり、『受かる確率と弱点の克服&勉強の仕方』 しっかし、子供ももちろん大変ですが親御さんももっと大変かも知れません・・・・・・・・自分なんか暢気に、「・・・それ、親が聞いて何か役に立つの?」 なんて思ってしまいますが、父親より母親からの連絡がまず多い(汗) 教育ママはよく聞きますが、教育パパはあまり聞きませんもんね。でも、「いい学校に行かせたいのはもちろんの事、子供の喜ぶ顔がみたい」 と言われれば、こちらも神様に聞かざるを得ません。
ちなみに、確率が低い理由(確率を上げる理由)を尋ねて神様からの返答で、今まで一番多かったのが 「実力はあっても本番中に集中してない&本番に緊張しすぎて実力が発揮できない」 が堂々の一位。その場合の対策は人それぞれ違いますのでここでは割愛しますが、そりゃ緊張しますよね・・・・・・・いや、周りが嫌でも 「緊張させちゃう環境」 もあります。いちいちテストや模擬で点数や仮判定を出されれば嫌でも緊張うする。子供もそうですが、それ以上に周りが緊張や期待を表に出しすぎればさらに緊張する。・・・・・・子供だって自分はもちろんの事、応援してくれてる親の期待には応えたいと思う。
さらに、今の社会では 「良い学校⇒良い会社⇒幸せな人生っ!」 という刷り込みが激しい(汗)
これは社会に出たら一発で 『嘘』 というより、学生の頃よりストレスを感じすぎると心が固くなり、「かえって幸せから遠ざかる人生」 が待っていることに、30歳をすぎた頃より気づき始める・・・・・・・・・・
管理人がよく言っているのは、「落ちた瞬間」と「受かった瞬間」、この二つは何ら変わりはないんです。その子の内容は何一つ変わってやしない。確かに自信を得て、その自信は大きくそれ以降の人生に関わりはあるとは思いますが、テストで成績が良かった順に生徒をとっていく学校では人数に限りがある以上、「落ちた・受かった」はあっても、中身は変わらないはずです。これで 『中身まで変わった』 と思い込んでしまう人は、安いワインのラベルを高級ワインのラベルに貼りかえても、「あ~やっぱ、このワインは最高だよ~」 という、何事にもラベルに騙される人でしょう(笑)
「ウチの子、勉強が嫌いなんですよ・・・・・・」
「ん?勉強が好きな子に育てれば良いじゃないですか?」
「それができるんだったらこんな苦労はしません!!」
これも良く聞く話ですが、そもそも勉強が嫌いな子を成績が優秀な学校に行かせようとするなよ(苦笑)そんなもの、だらだらと遅刻ばかりするズボラなサラリーマンをゴールド万サックスに3年入社させるようなもんですよ?幸福度で人生を測るブータン国民を華僑やユダヤの世界に放り込むようなものですよ??
受験や入試はとても良いひとつの試金石だと思います。目標に向かってがんばることも良いことです。・・・・が、最初にいったように 「試験に受かって受験に失敗する」 というのは、結局勉強の楽しさもわからないまま成長させてしまって、「怒って脅して恐怖やストレスを与えて追い詰めて合格させる」という手法です。試合に勝って、勝負に負けるみたいな(笑)人間の脳はそもそも、新しいことを覚えるのに喜びを感じるように出来ているから、結局一番よいのは、『本人が進んで自分のために勉強する』 ことでしょう。そして、「成績の良さ」 と、「いかに幸せを感じつつ人生を送るか」 はまったくの別物だということ。
反対にいくつになっても、勉強をする喜びが感じることができたら管理人のように、歳はいってもお金と時間と精神力という対価を払っても、自分自身を向上させたいと感じてきます。(勉強、めっちゃ面倒くさいけど達成感やいろんな見識も増えたり、同級生と協力できたり、利害関係を越えた友達ができたり・・・・・これらはやった人にしか味わえない、プライスレス!)
まぁ入試や受験を目の前にして、親御さんにできることは、、、、、
・今以上のストレスを与えないこと
・子供以上に緊張するのはよく解かります。が、それを押し殺して心に余裕をもつこと。持たせることを心がけること
まぁあとは個性によってさまざまですが、一番びっくりしたのは神様に 「勉強する時間を減らしなさい。」 と言われた少年でしたね(お蔭様で無事に受かってご両親と挨拶にきてくれましたが)・・・・・・・表にはさも「当然ですよぉ~」 の笑顔を絶やさず、内心は 「おぃおぃ、これで落ちたらシャレになりませんよ神様・・・・・・」 って自分が祈りたい気持ちでしたが・・・・・・これには正直、自分もホッとしました(爆)めっちゃドキドキしてましたもん!!
まぁね、今でこそ短大にはようやく通ってますが、できる事なら学生の頃は成績よりもコミュニケーション能力がもっと欲しかったなぁ・・・・・・・・社会に出たらこっちの方がおそらく幸せになりますもんね(笑)といっても、中学高校は部活に明け暮れた日々、たいして成績もよくなかったですけどね~中学3年の最後の模擬テスト(A~Dの判定がでるやつ)で、番号を書き間違えてたらしく希望の高校を「女子高」で提出してしまってたので、、、、、、、、その後の三者面談がお葬式みたいになってた苦い経験を思い出しました。
まぁいいや。
最後にひとつ。とにかく親御さんが緊張しまくったらダメです。リラックスして、子供もリラックスをさせるように。実力があっても、当日に発揮できないのが一番可哀想ですから。
そして、最悪・・・・・・落ちても子供以上に落ち込まない。人生は入る学校で決まるものじゃないと、とにかく納得させる方向で。
前にブログで書いたと思いますが(どこかは忘れた)、困難な壁を用意して三組に別け、それぞれ 「全力で応援する」「応援はするけど、ダメでも良いよと半分諦めてる風」「まったく応援せず一人にする」 でやってみたら・・・・・・・一番、達成率が良かったのは、「まったく応援せず一人にする」 でした(汗)
まぁさすがにそれでは子供も可哀想なので、適度に。とにかく適度にですよ、親御さん!以上を心の片隅に入れておいてくださいね~(笑)落ちても受かっても、身のある受験や入試にしてください。落ちる受かるで一生が決まるわけではございません~!
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コメント:6
- ミッフィー 13-02-01 (金) 23:17
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私はその受験に携わる仕事をしています。毎年この時期は一喜一憂。努力した分、希望を叶えてやりたいのですが、それでもダメな時があります。でもこんな辛さは長い人生では大したことが無いと言います。これからもっと辛い事があるから負けるなと・・・。
自分の息子でもお受験を経験しました。仕事で臨むのと自分の息子を臨ませるのではやはり違いました。 - あさひ 13-02-01 (金) 23:43
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数々の試験とかで、落ちて子供以上がっかりするって、その表情、それがどんなに子供を傷付けて劣等感を植え付けてきたことでしょうね。そして受かるときには喜んであげたって一体何?親御さま、何を期待して何を望んでるのでしょうね。ご自分がまだ苦しんでたり、または不可能だったことだからでしょうか?いったい何が心配なのだろうか?ただ信じてあげてね、子供の一生を。
御子様が神様に(どうぞ本番に緊張しないように。今まで努力できたことに感謝します、そのもてる尊い全力が、できる限り出しきれますようにそっと後押しをお願いいたします)で救われるといいなぁ~ - ブーシュカ 13-02-02 (土) 3:27
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江戸と地方を語っておられる方のブログでワクワクする文章を見つけました。
「ないよりはあったほうが良いと思われるくらいで、なんら人格を表現することのない地位、名誉、学歴、財力は附属性価値として本質とはかけ離れた虚勢の道具立てにはなる。あるいは暴力,詐欺、奢を、勇気や知識、幸福と置きかえる錯覚に安堵するような出稼ぎ根性の一過性価値も、自由と人権と民主の名のもとに゛生き生きと活力を持って゛細菌の如く繁殖している。」
親は子供の行く末に迷うんでしょうね。親は付属的価値は、頑張れば、目に見える形で子どもに与える機会を作れるから、だから、陥りやすいんでしょうね。まぁ、迷いに固執しすぎるのも、頭が硬くなると。親心がうまく活きるときもあるんでしょうが、歯車が噛み合わないほうが目につきやすいというか。
日本を知るって愉しいですねぇ。
四角四面な生真面目さがまずあるから、上手い息抜きを知らないと、タガが外れたときの落差が大きいような。
人の良い方々が多いんだろな、とも思います。 - mattunn 13-02-02 (土) 17:49
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受験…職場でも受験を控えた子どもたちがいますが、いかんせん、いろんな事情で自分の将来を具体的に考える力が十分に育っていない子たちばかりです。
確かに落ちる受かるで一生が決まるわけではないんですが、選ばせてあげられる道が少ない子どもたちにどうしていってやればいいのか悩む日々です。
人生の1部分にしか関われないだけに必死になりすぎてしまい“何か”のせいにしてしまうことも…
難しいですね。 - 匿名 13-02-02 (土) 23:33
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理想的な親御さんなら問題ないのでしょうが、一人目の子育ては全てが初めてで手探りでわからないことだらけです。
たまたま受験なんですがスポーツと同じで、毎日朝に夜に休まずものすごく頑張っている姿を見てれば(大抵父親より長く見てるし・・・)、落ち込みますって(笑)なるべく出さないように頑張りましたけどね。
二人目はできましたよ、ほぼ放置(笑)親の希望はできれば近所、公立のみ。学校って(職場もかなー)縁がある所に決まるとしか思えない不思議な経験もいろいろあるし、落ちることへの免疫もある(笑)
結果は親の希望ではなく子供の希望が叶ったので、管理人さんの言うとおり「応援せず一人にする」が本当にいいのかもしれませんね。
初受験のお母様たち、リラックスできますように~心配は本物霊能者様に聞いてもらいましょう!! - 空 13-02-03 (日) 15:24
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こんにちは。
あと数日で本命の受験が始まります。
まさにタイムリーな話題ですね。
でもこんなことを神様にお尋ねしたいなんて
とっても不思議な気がします。
自分を安心させたいのでしょうか。
子供と一緒に不安な気持ちと戦ってこそ
私は、親だと思います。
今日はご縁があり、
初めて布多天神社に参拝しました。
節分祭の用意をしていました。
境内では、氏子の皆さまがいろいろと催しをされていて
地域に愛されている様子がありありとわかり
なんだかとてもうれしくなってしまいました。
そして本殿の後ろに大きな松の木があって
とても立派で一番上部分だけいいように隙間があって
あそこに神様が座られてみんなを見ているかも・・・と
思いました。
帰って調べてみたら少彦名様を祭られているようで
管理人さんのところでよくお見かけする神様でした。
これまたうれしくて、ご縁を感謝して
お豆、息子と大事にいただこうと思っています。