- 2012-12-21 (金) 21:30
- 教訓
つづき。
さて。コップの底にへばりついた絵の具の塊(トラウマ)を今度は薄めていく作業に入りますか、、、、、っと、その前に。トラウマトラウマって、「トラウマ」 という言葉そのものが悪いイメージがついちゃってますよね~?よし、まずはそのイメージから払拭しましょう!!トラウマ、、、、トラウマ、、、、トラとウマ、、、、、虎と馬っ!!!
トラウマは、「虎」と「馬」ですっ!(笑)この二匹なら十二支に入ってて縁起がいいし、古来より日本人は恐怖の対象や祟る側を祀りあげ、『守護神』とかえる得意技をもっておりますので、イメージとしては「白虎」が自分たちのこれからの敵を威嚇してくれ、守り導き、「天馬」にのってさらに天高く駆け上がり運んでくれるイメージ!!イメージってとてもすごく重要なんですよね~あとから詳しくはお話しますけど。
さてさて。その、「コップの底にこびりついた絵の具の塊」、頑として動こうとしない鉄のような「白虎」と「天馬」にいかに魂を吹き込み、自分たちの味方とかえるのか・・・・・・・いろんな「色の溶剤」はあります。
「努力」「根性」「信念」「勇気」「思い込み」はたまた、医学や科学、あやしげな力までお借りして「洗脳」「マインドコントロール」「後退催眠」・・・・・・その他、もろもろまで。
あなたはどの色、どの溶剤を注いでみますか?
結果、、、、、、、どれを使って貰っても構いませんよ~!!なぜなら、人それぞれどの色の溶剤を使っても、ようは「溶かせば」いいんですからね。どんどん注いで、どんどん溶かして・・・・・・・最後は、凝り固まった塊が、命を吹き込まれた「虎と馬」、自分たちの味方にさえなってくれたら、それで問題ない。が、絶対にしちゃいけないことがひとつだけ・・・・・・・
・・・・・そうです。良かれと思って注いだ溶剤が、実は「虎と馬」を余計に硬くする結果になる。
これだけは避けねばいけません!!
ダメ。ゼッタイ。(←○井のり子(笑))
一番効率がよく、一番効果もあって、いくら注いでもタダで注げるもの・・・・・・
そう、それはいっつつつーーーーーーも、村雲が口癖のように言ってて、このブログにも書きまくっている言葉。「よし、楽しみましょう!」!それは、『楽しむ』 ということです!!
え?なーんだ、そんなことか、、、、って今、思いました?(汗)
ところが、これが最強で最高。スーパーいけてる・・・・・・・って古いか。まぁなんにせよ、「完璧な言葉」であることは間違いございません。ワクワク・ドキドキすること。血、湧き肉踊ること。楽しくて口を閉じるのも忘れて涎をたらして走っていたあの頃・・・・・・・・考えるなといわれても考えてしまう、思い出すとフフッと思わず笑みがこぼれる、もうドキドキしてて眠ってる場合じゃないっ!!ワクワク・ドキドキを「楽しむ」ということ!!!
「頑張ろう!」は、裏を返せば「頑張らなくちゃいけない・・・」になってしまう。
「○○じゃないといけない!」は「○○ができなかったらどうしよう・・・」と不安になる。
でもですね~「頭の中のイメージ」は無料なんですよ。好きな時に好きな場所でできる。これを、過去の自分を何ひとつ否定せず、すべてを肯定していく。心が安心するまで・笑みがこぼれるまで何百回も何千回も頭の中で再生してイメージしていく・・・・・・・ゆっくりと。そして丁寧に。「乗り越える時の自分」ではなく、「乗り越えた後の自分」をイメージしていく・・・・・・・・・。
・・・・・好きでしょ、みんな妄想するのは(笑)
ただし、これもいくつか注意事項がございます。
・とにかく否定語を使わないこと
イメージの中では、「絶対に」も避けた方が良い。「絶対に合格する!」⇒「合格しなかったらどうしよう・・・・」になってしまう。だったら、合格した時の姿や周りの様子、試験であれば家を出る前からを具体的にリアルに想像してみる。これを100回繰り返せば、現実は101回目、、、、というだけの話になる。鏡をみて、「老けないように・・・・」って化粧をしたら、確実に老けます。なので、「おぉ、また若返ってる!」っていいながら化粧をすれば、より一層、あなたの肌は輝き、綺麗になっていきます。綺麗になりすぎて困りますよ、きっと(笑)
・無理に思い込もうとしない
イメージは 「楽しむ」 もの。無理に楽しいイメージを作ろうとしない。「思い込み」と「想像」は似て異なるものです。想像の途中で間違って、悪いイメージに突っ走ろうとすれば、その場でストップしてまた最初からはじめる。これを完璧にできるまで何度も繰り返す。思い込もうとして、「しあわせだぁ~しあわせだぁ~」って連呼しているちょっと気持ち悪い人、いるでしょ?あれは大きな失敗例です。完璧な、「幸せになってる自分」が想像できると、心が安定します。安定している人は、、、、、わざわざ連呼しません。楽しくなければ、それを今ここで肯定してやればいいんです。そして、その過程を経て現実に落とし込めるまで想像する。焦って過程を二段とびして越える必要はありません~
・途中で過去の、より大きな虎と馬が出てきても動揺しない
虎と馬って、意外なところに潜んでる可能性があります、、、、、が、それが大きければ大きいほど、これからの自分たちの味方になってくれる可能性が高い。より強力な味方です。なので、わっ!と横から出てきても決して攻撃はしてきません。なので、むしろこちらが先に慌てないこと。じっくり、ゆっくり観察して少しずつ肯定していくのが手なづける秘訣なのです。
・現実と多少違ってもクヨクヨしない
とにかく具体的にイメージすること。でも、現実が少しでも違っても気にしない、気にしない!それこそ、結果よければすべて良し。最後は、絵の具の塊が限りなく透明になるのが目的。さらには、虎と馬まで味方につけば言うことなしっ!!
脳みそは、現実と想像の区別がつかないように出来ております。
これは催眠術や催眠状態と違って、イメージでも本人が「現実」と思えばそれは自然と現実に反映されます。たとえば、湯気がもくもくと出ている、グツグツと音のしている、「ただの水」。人がかぶって、「熱いっ、熱いっ!!」とわめいているのを目の前にして、いきなりその水をかけられると・・・・・・・水のかかった部分はたとえぬるま湯であっても火傷します、、、、、、。これは脳みそが、『イメージと現実』 を区別できないから。お薬も同じですよね~熱がある患者に、「風邪薬の特効薬」といって権威ある医者が全然関係ない薬を飲ませても、熱は下がります(笑) 人の脳みそって、シンプルというかアホというか・・・・・・(苦笑)
それを反対に利用して、トラウマを解消させる。想像を現実化させて 「より幸せを感じられる自分」 を創るんです。
つづき。
- 次の記事: 村雲式 トラウマの克服方法③ まずはテストです!
- 前の記事: 村雲式 トラウマの克服方法① こびりついた絵の具
コメント:4
- ロミ 12-12-21 (金) 23:32
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こんばんは。
この手の話では必ず、過去の自分を肯定、もしくは許しましょう。なんて言われるんですが。
あの人達(両親)死んじゃえばいいのに。って思い続けた自分も肯定できますかね。肯定していいですかね。
いつも水をさすようなコメントしてすみません。これは、私の中ではどうしても乗り越えられないトラウマなので。
私にとってはこれは「コップの底にこびりついた絵の具の塊」ではなく、「コップに入ったヒビ」のようなものなので。ごちゃごちゃ考えすぎですか。癖みたいなものだから…まずはそこから変えなくてはいけませんね。
頭の中を白紙にしたい気分です。 - 管理人 12-12-21 (金) 23:59
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ロミさん
え・・・?いいんじゃないですか、そんな自分でも(笑)だって、その時はそう思ったんでしょ?それには理由があった訳でしょ??ダメだ、ダメだと思うからいつまでも引きづっちゃう訳でして・・・・・・想像だけなら、日本の法律は犯罪にはなりませんよ(笑) そして、思うだけ思ったら、次には両親と一緒に笑っているイメージをふくらませる。階段は二段飛び禁止です!まずは心いくまで、心の中で殺すことからはじめてみては? - ロミ 12-12-22 (土) 0:14
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管理人さん…。
殺していいんですか?
本当ですか?
そんな自分を肯定しても?
いいんですか?
ありがとうございます。
いつか両親と一緒に笑っているイメージができればいいなぁ。自分が死ぬまでには。
ほっとしてよく眠れそうです。 - 管理人 12-12-22 (土) 1:20
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ロミさん
いいですよ、昔の神様たちだって兄弟で殺し合いしてるし。ただし、心の中で殺し飽きたら、じわじわとワクワク・ドキドキイメージにもっていって下さいよ~しかも、「飽きたら」でいいんです、「飽きたら」で。だいたい、両親だろうが兄弟だろうが、『好き好き愛してるっ!』て気持ちだけの人の方が少ないかも知れませんよ~