橋下市長の考え

最近、良く目にする、耳にする橋下市長。この橋下さんの考えにすごく興味が湧いて、この人が書いた本を読んだりツイッターで橋下さんの過去のつぶやきを読みあさったりしております。橋下市長さんの考えや行為・言動の是非を問うものでは無く、橋下市長がおっしゃったこの言葉にすごく興味が湧きました。

ソフトが大きく変わるためにはOSが変わらないといけないのですが、今の日本においてOSの変化は単なるバージョンアップでは駄目。DOSからウィンドウズになったような大転換が必要だと思うんです。　橋下徹・堺屋太一著 『体制維新――大阪都』

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橋下さんが出演されてた 『朝まで生テレビ』 も小さな携帯の画面で食い入るように観ておりましたが、、、、まぁ簡単に言えば、パソコンが壊れていたり古いパソコンであればどんなに素晴らしいソフトを入れても同じ事。ちなみに自分の携帯は古い型なので、いくら新しい携帯が発売されたり、いろんな技術やサービスが向上しても対応できなかったりします。画面の表示要領が限られていたりですね（泣）・・・・・・これも似た様なものです・・・・・・・

さらに行政の決定権を府と市の両方がもっている為、話し合いと言っても決定まではいかない・・・と。それを決定する為の、「”システム”を作りたい」と訴えかけている。

この人のたとえは解り易い。本当に頭の良い人だなぁ～と感心しつつ、どこに興味を覚えたかと言うと自分達もどこか似た様な問題点を抱えておりまして・・・・・・これを人間にたとえて考えてみますと、人は迷い悩む生き物ですが、この『迷いと悩み』は二つ以上の選択肢がある場合がほとんどです。そしてこの先が見えない選択肢をどちらに決定するかで人生が大きく決まると考えております。

・・・「人生が大きく決まる」とは考えてはいるんですが・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・そう強く思い込み過ぎているでしょ？（笑）

これは多分、間違いだと自分は思います。あくまでも人間に例えたらですよ・・・・・政治はどうか知りませんが。

たとえば自分達は意識せずとも常に毎日の生活の中で意思決定をしております。

今日は何を食べようか。コンビニ行くか？どこかに食べに行くか？我慢するか？今日はどこに散歩に行こうか。どのコースを通ろうか。今日はどんな話をしようか。どんな事を記事に書こうか。どの内容の日記をつけようか。・・・・・・などなど。

極論ですが、これに『あなたの人生、すべてが賭かっている』『命が賭かっている。』と言われれば、実際自分も怖いですね・・・・・・・・喉が渇いたとコンビニで手に取るのが冷たいコーヒーなのか、お茶なのか、これで人生が決まると言われれば間違いなく陳列台の前で腕組みが始まり、おかしな奴だと思われる（苦笑）それを一つ一つ考えていたら、人生なんてアッと言う間に終わります。ってか多分、何も出来なくなると思う。

橋下市長さんの言う、『決定権が出来るシステム』 とはつまり自分は人間に置き換えたら”主体性”だと考えます。結局、どんなにやさしくても知恵があっても、慈しみの心が強くても（よいソフトが常に更新されても）それを生かせる・決定できるＯＳや母体（主体性）がなければなかなか良さも発揮できない・・・・・・・・・・・

正直、体も手足も体力も脳みそも道具の一つですからね。メンテナンスをせずにいれば老朽化してくるし、男も女も肌もたるんでシワシワになっていく。脳みそは劣化していく。女性は特に毎日化粧をされている方なんて、新しい携帯に毎日埃を自分からかけてるみたいなものでしょ・・・・・・？

昔は美容室やエステやネイルにお金と時間を掛ける女性の”美”への執念をみて、「なんでそんな無駄な事やるんだ？？」って思っておりましたけど（笑）今ならなんとな～く分かります・・・・・・たとえたら怒られそうだけど、自分は古いパソコンを使ってますが、やっぱり綺麗に掃除した時のパソコンや新しい携帯に替えた時のワクワク感は異常ですもんね・・・・・・・・・・・あ、たとえが違う？・・・・・違ったらやっぱり、自分には永遠に分からないテーマですね（苦笑）

さて話は変わりますが、すべての人間が迷わず結果を恐れず強い信念に基ずいて生きられたら、、、、まっさきに廃業するのは占い師や予言者でしょう（笑）宗教や霊能者はもう少し需要があるかなぁ～・・・・・何故なら主体性を持って向上しようとされる方がいたら、宗教や霊能者は少しは利用価値があるものだから。まぁどこまで正しく認識して、正しい使い方をしている人がいらっしゃるのかは良く解りませんが。世の中に科学で証明できないモノが存在する限り、宗教やそこに働く神職やお坊さん、霊能者の類はまだ需要があるかも知れません。

すみません、話を戻します。

自分は「すべての決定に今から先すべての人生や命そのものがかかっている。」とはどうしても思えませんね・・・・・・・。反対に、「些細な決定で命がかからない。」とも思いません。だって、散歩一つにしたって自分は気分で決めてますが、その道を通って交通事故に遭えば、やっぱり些細な選択でも”あ～あの時、あの道を通らなければぁ・・・・・・” と思うはず。

人の話を聴かせて頂き、一番勿体なぁ～と思うのは「決定するまでの時間」。

決めようと思えば思う程、動けない自分を作ってしまう「自分」。

その方にとっては些細な決定でも、死ぬほどの勇気が要ることだとは認識しておりますが、それでも冷たい自分は 「そこま悩むのなら・・・さっさとやって、さっさと成功（失敗）すれば良いのに・・・・・・。」 と時々、考えます。まぁその中で、管理人ほど往生際が悪くて学習能力がない人間は居ないと思いますので、多分、決定が成功しても失敗しても、本気でやればそれは素敵な財産にはなると思いますよ。人間、どんな人間でもいつかは必ずあの世に行くんですから。そしてどんな失敗でも人間、命まではとられません。

自分も人並みに心配ごとや悩みは多いとは思いますが、そこから一歩離れて客観的に先をみた時に、まぁ極端に言えば 『死ぬまでにやっておきたいか否か。』 がまずは決定権する際の、主体性の一つなのは間違いないです。やって後悔するか、やらずに後悔するか、その天秤ですね。

「よし、やらないっ！」と決めたらそれまで。「やってみよう！」と考えればそこそこの覚悟と勇気を持つ。良いか悪いのか解りませんが、正直 ”決定自体” にはあまり大きな意味を持たせておりませんので、失敗しても意味があれば良いし、責任はたいていは自分の人生で取れる範囲のものだし、反省や次からの糧になればそれで良い。行動派の人なら解ってくれると思いますが、「決定そのもの」より「決定後」の方が知恵も体力も精神力も必要になる（笑）そして悩むよりもやった方が楽だし、その為に、今ある時間を投資する作戦です。「やらないっ！」って決めた後も知恵も体力も精神力もどうせ必要になるんですよ、、、、、次の選択肢を決めなくちゃいけないしですね・・・・・・実は、どちらを選んでも疲労度は同じなのです（笑）

ただし、どう頭をひねっても、やはり”時間”だけは有限なので、出来る限りこの時間という資源を大切にしたいですね、はい。

時間が経てば経つほど、パソコン自体は能力が落ちてるでしょうし、新しいソフトが生まれても対応できなくなってくる。人間、気力も体力も落ちてもくる。橋下市長が改革という言葉とセットで言ってる ”スピード感” もまんざら外れてないと思います。

「選んでも」「選ばなくても」、多分労力は似たり寄ったりです。

あとは、どちらの自分が満足・納得するかだけ。

信念を持って、迷いの中でも実行に移し、結果を出すというのは簡単なようで本来は凄く難しい・・・・・・・。難しいですが、主体性のない方で一つの事でもやり遂げた人を自分はみた事がありません・・・・・・・。

少しでも何かやりたい事がある人は、時間を無駄にしない事。

そして主体性を発揮する事。失敗して、痛い目にあって傷ついても、命までは取られませんが、時間がくればこの世に生まれたものは自動的に土にもどる様になってるみたいです（笑）

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