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建磐龍命様ってどんな神様?(神様紹介⑮)

  • 2018-04-14 (土) 23:19
  • 神様

耶馬溪の山崩れニュース。とても恐ろしいですね、、、ショックです。あそこにはもう何度も遊びに行かせて頂きました。自然の風景もそのままにとても美しいところです。

被害に遭われた方々に心から哀悼の意を表します。

阿蘇神社!お願いします!南関にある、大津山阿蘇神社というところにたまたま参ってきました。祭神さまのお名前に建磐龍命という神様がいて、隣の公園には、竜の長ーい滑り台がありました。ナマズに関するいわれもあるそうなので、話を聞いてみたいです!


それでは今日は、「建磐龍の命様」について。



この神様と管理人、実は古いところでご縁がございまして。

はい、当家は一度神主の養子を迎えておりまして、それが建磐龍命様が守祭神として祀られている阿蘇神社からいらっしゃった「阿蘇氏」です。阿蘇氏の家紋は、『違い鷹の羽』。当然、管理人宅の家紋もこの違い鷹の羽が裏家紋としてあるのですが、鳥の羽をあしらった家紋は神職関係の家が多いようです。(鳥は神様を表すものです)


これもご縁と思い、昔、調べたことがあります。その時、直接建磐龍命様よりお言葉を頂いたこともございます。残念ながら、その時のお言葉を捜す時間もなく、、、、今回はイメージだけで申し訳ないのですが・・・・

年齢は人間にすれば50代までいかない程度。

とても凜々しく力強く、その力強さを隠そうともしない堂々たる男っぷりの男神でもございまして、威風堂々としたそのお姿になんとも言えない威圧感を感じた思い出がございます(^^)

また親子や親族、その系図をみれば阿蘇の地で相当な力を持った一族だったんでしょうね、、、、


その建磐龍様が投げた大幣がたった場所が神社となって、それが今の「幣立宮」と言われておりますが。

「神様はどんだけ体がデカいんだ!」

と日本神話を読まれた方が思われることも一度や二度ではないはず(笑)

出雲神話でも、島に綱結びつけて引っ張って寄せたりと、、、、これはもう、日本昔話の世界ですよね~


体の大きさがそのまま、存在感を表したものかも知れません。

少し話が脱線しますが、管理人が考えるに、元々は人間だった人からまるでグツグツと煮た豚骨スープのように(例えが悪い(苦笑))一滴、また一滴とその人のエキス(個性や特性)が染みだす。

そのエキスを集めて、いろんな味付けをしてまたスープとして仕上げる。

そのスープにいろんな具を入れれば、また別の料理が出来あがる。

でも、どんな料理が出来上がってもその根幹、、、というか、スープのエキスは隠し切れない隠し味としてわたし達の心に伝わるものがあるのではないでしょうか(^^)


んで、話を元に戻すと阿蘇神社の火口にも小さなお宮がございまして。

阿蘇の山そのものが恐らく当時はご神体だったので、この火口の小さなお宮(阿蘇山上神社)のご祭神も建磐龍様やご親族の神々様。

この阿蘇山神神社に建てられた由来書によると、

由緒  
社記に曰く、欽明天皇十四年三月(西暦五五二年) 阿蘇山火起って天に接す阿蘇宮の御三社を祀り社家 の内笠忠基をして奉仕せしむ。之を天宮祝と云う。古来朝廷の尊崇篤く、国家有事の際には特使を派して奉幣祈願が行われた。平安初期より、神霊池 (噴火口)に異変ある度に九州鎮守府太宰府より、 祈祷を厳修した事が史書に記載されている。


・・・・すごいですね。わざわざ、太宰府より特使が派遣されてたってことは、、、、もうかなり古い時代から、大切な場所・大切な神社として扱われていたことがわかります。


記憶にはまだ新しいのですが、地震により阿蘇神社が半壊、拝殿が全壊したことは今以て心を痛めます。

阿蘇の火山をはじめ、その地域一帯をドンと腰を据えて守られていた神様のお社がみるも無残に破壊されてしまったんです・・・・。


もう4年前になりますが、糸島の志登神社が放火で全焼した時の師匠の落胆ぶりはすさまじかったです。

「あの神社は特別だった。志が登ると書いて志登神社。昔の神々様はあの場所を自分たちの志の旗印として、特別な場所だったんだよ。お前にはこの悲劇がわからんだろう・・・」

今は地域の方々の協力もあり、立派な社として再建されておりますが、、、、師匠独特の感性もあったのでしょうね。



建磐龍命様の話からずいぶんと逸れましたが。

全国でも数多くある、有名な立派な神社・・・・に祀られている神様がいつも喜んでいるかというと、そうでない場合も多いと思ってます。

また反対に、地元の人しか知らない小さなお社に祀られている神様がいつも悲しんでいるか、、、、これも違うと思います。


目には見えない神様を感じる時、そこに人として生涯を送られた経験を持つ、個性ある「神様」であるならば、やはり神社という異空間は神様とわたし達の架け橋として特別な力があります。

自身の私利私欲だけではなく、それぞれの人が近くの神社やご縁あった神社、またそこに祀られる神々様との関係を今一度、見直してもらえれば・・・・この先の日本もまた変わっていくのかも知れませんね。

天変地異は世の常であっても、少しでも被害を防ごう・守ってもらおうと、私利私欲というより地域や村に住む人のことまで考え、昔の人は必死に祈ったり、朝晩挨拶を欠かさなかったり。

ま、これもその人のつきあい方それぞれでしょうが、いろんな出来事や災害、また人生を振り返った時に「公」の心だけは忘れたくないなぁ~とこの記事を書かせてもらいながら考えています(^^)


では、今宵はこれぐらいで。

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コメント:1

ブーシュカ 18-04-15 (日) 1:53

こんばんは。記事ありがとうございます。

熊本地震発生から2年なんですね。ラインニュースで巻誠一郎さんの、震災支援を読みました。ツイッターでも、ご自身が記事を紹介されておられました。益城市長さんのことも。被害があった当日から復興までの時間、言葉がなかなか。被害前には戻れない。何をもって復興なのか。戻りたくても戻れない。行政支援。様々な不条理を思います。そのどうしようもなさが、少しでも軽減される方向に人の手が多く添いますようにと願います。

大津山阿蘇神社も、阿蘇神社のような曲線の楼門がありました。難関突破の石を撫ぜて帰り損ねました(その石があるとあとから知りました)。御朱印、もらい損ねたのでいつかまた、挑戦したいです。
凛々しく威圧感たっぷりな堂々とした神様、土地の揺れなどをどうぞ治めてください。国土を抑えていてほしいと願います。

お近くに行かれた方、公園の道路向かいにある南関いきいき村の南関あげの太巻きがオススメです。軽食にも。

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