- 2013-04-18 (木) 0:20
- 教訓
今日は友人に連れられて、初めて合気道の練習に参加させていただきました!合気道は相手を攻撃する術ではなく、向かってくる相手の力を利用するところがとても好きです。そして女性が多かったのにもビックリ。でも、一番ビックリしたのは先生や段を持たれている方の動きです・・・・・自然すぎる・・・・・・・・
スルスル、ヌルヌルと動くんですよ。
勢いで初心者の会じゃない練習に参加させていただいた気がするんですが・・・・(いつもこんな感じ(汗))詳しいことはまったくわかりませんでしたが、とにかくコロコロと転がって怪我をしないように必死で畳を叩きました・・・・こういう時って、勝手に体が反応するようになっているんでしょうね、体ってすごい。初めてスノボーをした3年前も、はじめて滑る時から一番高い上級者コースに先輩に連れられて、「体で覚えろ。」と何度も何度も、何度も、山のてっ辺まで連れていかれて本気で泣きそうになった覚えがあります・・・・・・・その甲斐あって、今は楽勝で上級者コース滑れますけどねっ!!(爆)
神職の資格をとったら、とりあえず何か一つでも 『雅楽を習え』 と言われます。紹介して貰えるのは雅楽でも代表的な三管、「龍笛(りゅうてき)・笙(しょう)・篳篥(しちりき)」です。(ちなみに自分は龍笛)
この三管が同時に奏でられると、「うわぁ~なんか日本って感じ~・・・・・・・」思わず聴きいってしまいますよ(笑)なんだかすごく懐かしいようで、魂の底の底から揺さぶられるような感覚・・・・・・本当に上手な先生たちの演奏を聴くと、自然と涙がこぼれます(これホント!!)
で、自分は龍笛の練習に連れていってくれる神社の先輩となかなか日程が合わず(あまり福岡に居ないので無理もありませんよね・・・・・・・)とりあえず出張鑑定を控えて準備期間の中、どうしても我慢できずに・・・・・・・なにか新しいことに挑戦したくて、なぜか合気道を(笑)昔から、『道』 がつくものを年齢と共に経験したいなぁ~と考えておりまして、まずは神道でしょ~あとは雅楽と合気道。もう少し余裕ができたら今度は書道、それらを10年ぐらい続けたら最後に茶道にも挑戦する予定です。合気道の最初の体をほぐすための柔軟体操に、神道の鎮魂祭でおこなわれる 「鎮魂(ちんこん)」「魂振(たまふり)」 が入っていたのが驚きでした!やっぱり 『道』 はなにかと繋がっているんですね。
「相手が行きたがっているんですから、その通りに行かせてやって、その力を使わせてもらいます」
・・・・・・これって凄いです。
相手から向かってくる力をいなして、少しの動きで自分の欲しい結果を求める。
先生クラスや段のついた方は、もう佇まいが本当に自然。本来の身長より高くみえるし、所作やしゃべりもすごく柔らかくやさしいのですが、動きが早い・・・・・・というか本当に無駄がない。そして体の軸がぶれない。
みていたら、神職が持つ 『笏(しゃく)』 を思い出しました。
あれも昔はカンニングペーパーを書く板ですが、今では地面に対して縦も横も垂直に維持するためのもの=常に集中して神様に対して心を正すための目安になる板。です。先生クラスになると、本当に地面に立つ 『笏(しゃく)』 でしたよ完全に。もうそれだけで、一生かけて極めてみたいと心がうずいてしまいまして・・・・・・・弱いんですよね~こういうものに(苦笑)憧れだったら誰でももてます、あとはコツコツと続けられるかが勝負ですね。
体(たい)は心をあらわす。
反対に言えば、心は体(たい)をあらわします。相手から突っ込んでくる ”心” も、その突撃してくる心の勢いを利用して、上手く生かし心の技で返すことだってできる・・・・・・これはすごいと思いません?!
ちなみに神職の学校で習う、神様に対しての立ち振る舞い(祭式と違い、心に留めること)がございます。思い出して、今ひっぱり出してきました(笑)「容=かたち・なかみ」
足容重 運びを大切に。慎重に。
手容恭 敬い仕える。うやうやしい。
目容端 正しい。きちんとしている。
口容止 つぐむ。
声容静 静める。争いごとも静める。
頭容直 まっすぐ。
気容粛 気がまわる。よく気がつく。
立容徳 ありがたい。恵み。幸い。
色容荘 さかん。おごそか。
簡単にいえば神様にお仕えする時は、足は慎重に正しく運び手は敬いを忘れずうやうやしく。目はまっすぐに見、口はつぐんで声(祝詞)は静かに厳かに、頭はまっすぐ保ち、気は常に回りを察知しながら(”粛”には”水の流れが早い”という意味があります)立ち姿には恵みへの感謝を忘れず色(顔色)は健康的に・・・・・・という常人離れしたイメージを脳裏におさめて手足や心に考えず、染みわたらせろと・・・・・・・・・・・・・・・はい、この時点で最後の「顔色」以外は何ひとつできておりません!喋れなくなったら死んじゃうしっ!!(爆)・・・・・・・・いや、笑っている場合じゃないよな・・・・・・・・・・
ちなみにせっかくなので、『霊能者バージョン』 を書いてみようかな(笑)
足容 組まずひろげず、謙虚に。最後は見送る
手容 バタバタと動かさず、なめらかに
目容 喋るとき・話を聴くときは相手の目をみて
口容 ゆっくりと、わかりやすく
声容 強弱をつけて、威圧的にならないように
頭容 常に小刻みに揺らしながら(嘘です!(笑))
気容 穏やかに、感情的にならないように
立容 最後はきちんと見送る
色容 なるべく不健康そうな方が、それっぽいかも知れない・・・・
・・・・・・まぁこんな感じで霊能者の人は参考にしないようにして下さい!(笑)
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コメント:11
- 右近 13-04-18 (木) 0:54
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こんばんは~(^ー^)
カンフー大好きです右近です。体に負担がかかるからあまり強く出来ひんのやけど…やっぱり好きですぇ。
スノボーは子に経験して欲しかったさかい、やりはじめ10年以上たちます…上手やおへんけど毎年楽しんでます。
龍笛、憧れてます。オカリナをやってますけど…姫神を奏でられたらとはじめて7年くらいになりますか。
村雲さまが龍笛なさるなら…ますますお気張りやすp(^^)q
名は体を表すじゃなかったかなと思いつつ、大好き村雲さまにエールを贈ります!! - 管理人 13-04-18 (木) 1:37
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右近さん
自分も記事にする前に調べてみたのですが、「体(たい)は心をあらわす。」これ正式な慣用句ではないのですが結構使われているみたいです。神職の先生方は結構使われますよ~姫神、自分も大好きなグループの一つ!!結婚式ではどこかで使おうとたくらんでおります(笑) - 世界の治虫 13-04-18 (木) 2:25
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来シーズンはスノボ行きましょう!!
6人までOKです。本当は7人OKですが6人が余裕でよろしかです。
4WDスタッドレス付きですよ~。 - ゆしょたま 13-04-18 (木) 8:11
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おはようございます。
スノボーに雅楽に合気道…やってみたいです。
実父の忌明けしたら、「天目一箇命」様が祭神の、多度大社に行ってみようと思ってます。
なぜだか、行きたい。何故だろう?
とりあえず、今日も介護職がんばります! - 右近 13-04-18 (木) 18:23
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こんばんは~(^ー^)
「体は心をあらわす」
へぇ~そうなんですね。勉強になりま~す。
と、えっ!龍笛、いつかどこかで使おうって企んでらっしゃる?スゴッ!!
きっとレアな発表会になりますね。聴けた方々が羨ましい…(  ̄▽ ̄)
「道」をなさるなら、「華道」もおすすめですよ~。なんせ生きた花と向き合うのですから(笑) - 一平 13-04-18 (木) 21:55
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お疲れ様でした!快眠できました?
初見にも関わらず、大事な所をよく捉えてますよね。
良い刺激を受けたなら幸いです! - フウト 13-04-18 (木) 23:33
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合気道面白そうですよね~私もやってみたい♪
合気、その名の通り相手の気(動き)にあわせて少しの力で相手を投げ飛ばす、女性がやりやすいのもわかりますね♪
柔道は相手の気(バランス)を崩して投げやすくする。
空手道は相手の気(体)の局部破壊。
剣道は相手を切り裂く(気離裂く)。
なのかな~って勝手に想像したりして(爆)
スノボもだいぶ行ってないな~(^-^;家庭を持つとなかなか機会が作れない~、子供がもう少し大きくなるの待つしかないか( ;∀;) - 雷 13-04-19 (金) 19:56
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合気道ですか(*^_^*)少し体験されただけでこんなにわかるなんてすごいですね。私も合気道ほんの少し経験があります。上手な方に投げられると綺麗に受け身がとれるし、投げられるのも楽ですねーー。そして、綺麗に受け身がとれるのは、とても気持ちが良い。合気道は、とても体の動き関節の曲がり方など、理論的で。ああ人の体はこうできているんだーてとても勉強になりました。私も幼いころより合気道をしてみたい!!てずーと思ってました。私も笙と龍笛の音色は本当にこの世のものなのかて感じたことがあります。
- 雷 13-04-19 (金) 20:11
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楽器は琴を少し今習ってみたいなあて思っています。昔、言霊を整えるのに、楽器が使われたとどこかで見たことがあります。
- 八 13-05-22 (水) 21:43
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はじめまして。通りすがりです。
時々拝見させていただいております。
すでにご存知かもですが、茨城県には合気神社という合気道の神様の神社があります。
武術武道は神様とご縁がホント深いですね。 - ブーシュカ 13-08-01 (木) 0:11
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軸で検索して、ここに辿り着きました。
「地面に対して縦も横も垂直に維持するためのもの=常に集中して神様に対して心を正すための目安になる板。」
目安が、目で見て手に触れて分かるから良いですね。
ちはやぶるという百人一首の漫画があるんですが、それに、千早振る神 高速回転してもぶれない軸の独楽のような描写があったのを思い出します。
心を正すは、いざ尋常に。というのとも似てそうですね。