- 2015-02-11 (水) 17:28
「地縛霊のお祓いをしてください!」 ・・・・2・3ヶ月に一回はご依頼をいただきます。(まぁ、大抵断ります(笑))
お祓いといっても、「出たとこ勝負。行けばなんとかなる。」とおっしゃられ、本当になんとかしてしまう方と自分は違って、そんな経験も自信も実力もない。。。。やっぱり失敗したら嫌だし、下見は必要だし、それでも期待にはお応えしたいし・・・・・・「屋敷祓い」「地鎮祭」「神棚奉鎮祭」は神様のお力ありき、そこそこ得意な方なんですが(笑)
いざ 「地縛霊」 と指摘されるとですね、、、、、以前に書かせてもらったんですが(「地縛霊とは① その存在と存在理由」 「地縛霊とは② 判断の仕方、対処の仕方」) 「地縛霊」とは本来、「”自”縛霊」。自分で自分を縛ってしまった幽霊さんを指すと、守護霊様に教えてもらったことがあります。
「地縛霊とは、”自”縛霊」・・・・・
そう、自分で自分を縛ってしまったんですよね。
「本当はあの時、こうすれば良かった・・・」
「なぜ自分はあんなことをしてしまったのか」
「わかっているけど、でも、でも・・・・」
わかります。管理人だって、後悔していることの一個や二個はあります(まだ死んでおりませんが)
結局、生きてる人間でも死んでる人間でも同じなんですよね。
自分で自分を縛る霊。
そこで、「この場所から動けない・離れられない」もしくは、「この場所から離れたくない」と思えば、それが「地縛霊」。
”この場所”というのも、生きた人間であれば”この状況”と同じ意味合いです。
まぁそれでも、まだ生きているだけでもありがたい。
そこから抜けれるかどうかは分かりませんが、”チャンスはある” ということには違いない。
それがまた、亡くなられてても同じです。
”たとえ体がなくても、チャンスはある”
いい霊能者がいて、その時に力を貸していただける方(神様・守護霊様・ひょっとしたらご家族の方・ある意味”ご縁”があって霊障となっている本人の存在)やらが適切に見抜けてて・・・・・それを使う力もあって。
そして一番はやっぱり、いろんなものを含めての”情”ですよね。
生きた人間が今の環境から一筋の希望を見出すのも、人の情。ならば、亡くなられた方に対しても必要不可欠なのが人の情。
この”情”をどう使うかで決まってくると思ってます。
まぁ偉そうに強引に、「わたしは○○の神が守ってくれていて、この神の力を使えばたいていの霊は・・・・・」 なんて霊能者の方も何人にもお逢いしましたけどね。自分はちょっと納得いかないかなぁ~(やり方はいろいろあるのでしょうから、非難はできませんが)・・・・・まぁ自分が自縛霊になったら、絶対にそれでお祓いされませんからねっ!(爆)
だからといって、自分自身の”情”を過信して、ただ注げばいいっていう問題ではありません。霊能者の方は自分の能力やら特徴をよく自覚して、お祓いされる時はみんなの為(依頼主・縁があった霊さん・自分自身)にがんばってください。
それと最近、ひとつ気になったのは「お塩」の使い方ですね。
盛り塩とか、神棚に上げたあとのお塩やお酒の処理とか。
これは次回にまわします。その前にすみません、お知らせをさせていただきます~!