- 2015-02-02 (月) 16:29
- 霊能者
あの世に聞いたあの世の話。これですね、なぜ 「”神様”に聞いた、あの世の話」ではないかと申しますと、、、、これにもちょいとした訳がございまして・・・・・。
神様からみれば、この世もあの世も同じ ”霊界” という認識。
「あの世とこの世」は、「体があるか、ないか」 だけの差らしくて、そもそも神様と呼ばれる方々は、たとえばあの世に対して自分たちが目に視えない世界に時にドキドキ、時に戦々恐々・・・・・心霊写真や動画をおもわずチラ見してしまう・・・・・となる感覚を、そもそも神様は持ち合わせておりません(苦笑) 詳しくはこちら⇒(宇宙の神様、日本の神様(天霊様と神霊様)) だからある意味、信用できるってところもあるんですけどね。 やっぱり、「全能の神」より、人間として生まれた経験のある 「八百万の神々」 の方が安心してお付き合いさせていただけますって(笑)
今日のサブタイトルは、「魂の価値とは?」なので、神様の話はここまでで本題に入ります!
いただく質問は、ほとんどが
「きちんと成仏できているのか?」
「今、何をあの世でやっているのか?どこにいるのか?」
「今の自分たちをみて、どう思っているのか?」
・・・・などなど。この機会に、自分が知っていること・経験したこと・日頃考えていることをまとめておこうと思います。
あの世にいっても、不思議と皆さん、「この世で関わっていたこと」
をされている方がほとんどです。
「未だに勉強している」
「忙しそうに働いている」
「旅行にでかけている」
「あの世で猛反省して、生き様(?)を変えている」
「こちらに向けて頭をさげている」
「一生懸命、箪笥の中のお金を数えていますよ・・・・」
なんて人それぞれ。不思議ですよね、、、、自分は通信はできても、実際に死んだことは一度もない人間ですから、真偽は読者や相談者の方に委ねるしか方法はありませんが、、、、
そうすると、次の質問で 『死んだ自覚ってないのですか?』 なんて聞かれちゃうんですが、、、、さてさて、どこまで、どう自覚しているのか・・・・・は正直、難しいところですね。(過去の記事で、一応がんばって客観的な推測で別けて書いておりますので参考にされてください⇒「霊能者からみた死後の世界①」)
「うちの○○は、死んだことを自覚してますか?」って質問は、日本の昔ながらの風習や、それに根づいたTVの影響が強い気がします。その質問って、生きた人間に、
「今の会社で働く本当の”自覚”ってどこまでありますか?」
「あなたは本当に、”家族”というものを認識していますか?」
の質問に近いかなぁ・・・・・
自分が幽霊さんだったら、「う~ん、、、、どうなんだろうねぇ・・・・・」 と答えるしか方法がないような・・・・・・。
いくら 『供養は残された者の為にあるのが前提だ』 と謳ったところで、では成仏できているから祈らなくていいのか?成仏していないから祈るのか?となったら話はまた変わってきますしね。
『死』 が視えない世界、未知の世界だけに恐怖を感じることは良くわかりますが、実際に周りの大切な人があの世に先にいってしまうことは・・・・ある意味でもっと大きな恐怖です。
ある友人に、冗談半分で
「お前はいいよな~亡くなった人と会話できるんだったら、誰が死んでもそこまで悲しまなくていいやん?・・・・最強やん!」
なんて言われてしまいましたが、、、、すごく怖いですよ、今まで目の前にいた人が突然いなくなる恐怖って。想像もしたくない。むしろ、自分が代わってあの世に行ってやりたいって、死ぬほど願っても、それが何をどうしても叶わないんですからね。お嫁さんや、未来のある自分の分身である子供ができた時・・・・・これほどの恐怖はありません。
結婚する前には、自分の大切な身内が先にあの世に行きましたが、なぜかこの人と交信ができない。どんなに逢いたくても、一言謝りたくてもですね。はじめは、
「・・・あれ?ショックのあまり、霊能が消えちゃったのかな・・・・・・」
なんて考えておりましたが、それは自分の能力不足といえばそうなんでしょうが(苦笑)やっぱり霊能者の前に自分も人間なんだなぁ~・・・・・と。
どういうカラクリになっているのか、未だにわからないのですが、何をどうしてもあの世を霊視して、その人を捜せないんですよね・・・・・・・神様に自分のこと(自分に関係することも含め)は聞けないし。。。。。
自分はある瞬間から、心を切り替えました。
どうせ自分だって、いつかはあの世に行く。その時にまた逢えればいい。
そして、逢えた時には、、、、、精一杯、「あなたの分まで生き抜いたよ!」と一言、言ってやりたい。その時に、なじられても、怒られても、責められても、結局今の自分がやれることはそれ以外ないんだ・・・・・・って、泣くのをやめました。
そんなに遠くない未来、いつか自分の大切な師匠だって親だって、ひょっとするとお嫁さんだって子供だって、先にはどうなるかは分からない。
自分は、自分の死期を、師匠の神様経由で聞いたことがありますが、それでも天災と人災は避けられないと同じ神様に伺いました。
決して、怖くないわけじゃない。
決して、強いわけではない。
でもいつか限りがきて、そして土に還るとそれだけは間違いない事実があるのならば、自分は胸をはって最後の最後まで生を輝かせたいと願っております。先に去ってしまった、もしくは順番からいって先に去ってしまう方々のためにも。
全力で生き抜いて、その証をこの魂に刻み込みたい。
少しでもこの国を地域を人を守ってくださっているご縁あった神々様にお礼を返すつもりで、この国にとってどんな些細なことでも構まないから、恩返しをして心置きなくあの世に旅立ちたい。
・・・・まぁそれは”理想”ですね(笑)実際はどうなるかは分かりませんが、そうなった場合はできるだけ、自分の人生ありき。そして周りに対しても悔いの残らない死にざまが良いかなぁ~と。昔からいうでしょ、”一寸の虫にも五分の魂” ってやつです。
『守るべきものが出来た時、人はより一層強くなる』
これはある意味で正しいのでしょうが、自分はそうは思いませんね。現時点では思えません(苦笑) ”強さ” の定義によるのでしょうが、
「守るべきものが出来た時」
「それを失う恐怖を想像した時」
「本当にそれを失った時」
この、狂おしい魂の叫び・・・・いや、暗澹とした声にならない声の中に一瞬だけ光る、『魂の価値』 を見出した時、人はその一瞬だけ強くなるのかも知れない。またそれを心底から受け止めきれるのか、涙で心を癒すのか。
「強くなる」ってより、「魂の正しい価値の認識」って感じですかね。
そうはいっても、TVで笑っている自分がいれば、先に旅立った人を思い出してその瞬間、涙する自分もいる。
時間と過ごした経験によって、あんなに苦しんで悩んだ問題がなんてことなかった・・・・と気づく自分もいる。
「一生を無駄にしたくない!」と願いつつ、22時には寝てしまい、気づいたら9時に嫌々ながら起きている自分もいる(・・・・・・寝すぎやろっ!)
人間っていうのは本当に不思議ですよね・・・・・
自分の今の願いは、自分の生業を通して生きている方に魂の価値を知っていただくこともそうですが・・・・・自分自身を追い込みすぎて、自ら命を捨ててしまったあの世の方々にも、同様に「命の価値」を知って欲しいことですかね。
魂は不滅なんですが、肉体があってからこそ「命」となります。
”若さ” が財産であるように、そこそこ思い通りになる肉体・考えられる脳みそ、これがあってからこそ、輝く光もあるんです。いくつになっても。
この世が修行なら、あの世も修行。
それは捉え方・考え方次第で、キツイけど楽しい”一瞬の輝き”だってあるし、あの世にいってもそれに気づけばまた違った生まれ変わりが味わえるんじゃないかと・・・・・・いや、そうあって欲しい。
あの世とこの世に別れても、魂はそう簡単には 『縁』 は切れません。祈られる側も、祈る側も、『魂の本当の価値』 を知ればまた祈り方からはじまり、祈る内容からはじまり、何かが変わってくるのではないかと考える、今日この頃です。
- 次の記事: 浮気と不倫。あなたはどこまで見破れるか?
- 前の記事: パワーストーンについて 水晶
コメント:5
- キミシマ 15-02-02 (月) 18:39
-
感動しました。
自分以外にも、村雲さんのブログを読んで気合いがアレしてる方々が、日本で沢山いらっしゃると思います。
いつもありがとうございます。 - くまくま 15-02-03 (火) 9:29
-
魂の価値を知るにはどうしたら良いでしょうか?
価値とはそれに触れなければわからないように思います。
魂が人生を彩っているならば、つまりは人生に触れる事、言い換えれば魂の価値は人生の価値となるのでしょうか?
人は理由をわかっているつもりで、本当の理由は知らない。
何故病や障害が突然現れるのかも。 - 管理人 15-02-03 (火) 10:49
-
キミシマさん
ありがとうございます。感動が、行動にまで移ってくれたら・・・・本当にありがたいです(泣)
くまくまさん
こんにちは、くまくまさん。「魂の価値は人生の価値となる」ノットイコールです。ただし、その違いはどれだけ深い場所から、内容をタッチしているか・・・という点ぐらいですかね(笑)「人は理由をわかっているつもりで、本当の理由は知らない。」・・・・そんなもの、最初から”つもり”でいいんだと思いますよ。本当の理由なんてそもそも知る必要もない。人生の、本当の意味を知っちゃうと、生きる意味がなくなっちゃうでしょ?(笑) - まるこ 15-02-03 (火) 23:01
-
魂の価値。。真理に迫れば迫るほど、きっとまた答えは遠くなっていくんでしょうね。
この世でもあの世でも、自分という存在が与えられた意味を毎日少しでも感じられるように、考え続けることは止めたくないと思いました。 - 管理人 15-02-03 (火) 23:44
-
まるこさん
コメントありがとうございます。もうそれしかないですよね、ホント(笑)「感じる」ことは心を豊かにし、「悩む」は同じところを堂々巡り、「考える」は次の行動のための方向を定める。明日もまるこさんにとって最高の一日でありますように!