- 2013-08-08 (木) 1:41
- その他
今日(日付かわってるから昨日か・・・・)から「立秋(りっしゅう)」の日。この立秋をさかいに残暑見舞いに変わるんですが・・・・・・・・暑い。夏真っ盛りの暑さ。これではアイスクリームを何個食べても間に合いません。(自分的にはパピコの「赤ぶどう&白ぶどう味」と、ピノの「レアチーズ味&木苺チョコ」 が本気でおすすめです!)
こんなクソ暑い中、着物なんかを着て江戸時代の人は大変だったろうなぁ~などと、太陽に顔をしかめながら考えておりましたが、江戸時代は平均して現代の5~7℃は気温が低かったらしいですね・・・・・・・びっくりしました。
木綿の布は汗をよく吸収して乾きやすい、地面に打ち水すれば水が蒸発する際に熱を奪って1~2℃涼しくなる、木陰はふつうの日陰より温度が低い・・・・・・昔の人の発見や文化(?)によって現代の自分たちもたくさん活かされている部分が多いです。
いつもお墓参りにいって、墓石に水をかけるじゃないですか?
あれってどういう意味があって、いつから始まったのかなぁ~とこの季節はいつも疑問に思います。・・・・・・・・まぁしばらく経って忘れてしまうので(泣)次に思い出すのが一年後、毎年同じことを考えてしまうのですが、、、、、、、
あれも多分、墓石の掃除が発端で・・・・・・でもきっと、「ご先祖様も暑いだろうなぁ~」だとか、「少し・・・涼みますか?」的な気持ちや(それで頭からいきなり水ってのも嫌すぎる(爆)) もしくは水の力によってお清め・・・・・・なんかの意味も含まれているかも?(清める必要はないんですが、、、、それで葬式あとの塩まきも無くなりましたしね・・・・・・)ひょっとしたら、「いろいろ残した想いも水に流しましょうや」 的ななにかなのか・・・・・・世の中、幾つになってもわからないことだらけですね(汗)今度、機会があったらお坊さんに聞いてみよう。
ここ最近は霊障の話が多いのですが、、、、、、、やっぱり、この季節(7~9月)にかけてはホント、霊障の相談が多いんですよね。お盆をさかえにして、あの世とこの世が繋がるからかな?いや、それにしても、そう考えるとお彼岸(春・秋)はそこまで多くないような・・・・・・基本的には一年を通して恋愛相談と同じぐらい多いんですけどね・・・・・・・・・・・しかし、ここ3・4年ですよ、本当に霊障の相談が多くなりました。
江戸時代も幽霊の文化はあった訳ですから、当時もそうだったのかなぁ~やっぱりお盆前後って、そういうものが多かったのかなぁ~なんか季節ごとの霊障の数の統計をとった資料があればいいんですが、こういった系のものって昔はおそらく、かなり狭まれた範囲の、特定の方が処理してたんでしょうから、なかなか表に出てこなかった部類の話ではないでしょうか。
下手をすれば、あそこの村のあいつは気が狂ってきただの、近寄ったら移るだの、村八分だの・・・・・・・意外とそういった類のものが多かったのかも知れませんね、今の時代と比べると。
「お盆」・・・・・実は神道では、昔は「祖霊祭」やら「御霊祭」として、『お祝い事の一種(祖先を氏神様として崇め奉り、送り迎えをする祭ごと。その時は先祖と子孫が名実ともに一体となると同時に、感謝の念を伝えるとともに一緒に喜んでもらおうとする儀式)として行っていたのですが(お彼岸も、「春季皇霊祭・秋季皇霊祭」)・・・・・・・ようするに本来は、よろこばしきお目出度い祭りなのです!それが「盂蘭盆会(うらぼんえ)」 と混ざり、また当時は仏教の力が強く、ついには 「神道の祭も仏教の盂蘭盆会と一緒にやりなさいっ!」 と習合されたもので・・・・・・・・・実は、「お盆そのもの」の特性は神道が発祥です。
そして、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」 はお釈迦様の弟子、目連(もくれん)とその無くなったお母様のストーリーから発祥しておりますが、、、、、、、実は、仏教と盂蘭盆会(うらぼんえ)は強引に結ばれておりまして(だいたい、成仏したはずの方がお盆の時期だけ、浮かばれずにこの世にあらわれることは仏教の矛盾です)・・・・・・・・・
・・・・・・・ようするに、当時流行らせた(力のあった)『仏教』が、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と神道の「祖霊祭・御霊祭」 を合併・吸収してさらにパワーアップしたということです。ドラゴンボールでいえば、セルと同じ能力があったわけですっ!!!!!!・・・・・・・ってそんなもんに例えられてもわかりませんよね・・・・(汗)
そう考えると、神道の祖霊祭・御霊祭、、、、、「先祖と一体になる」という部分では、神道の祭で重要な祭りのひとつ、大嘗祭にかなり似ておりますし(大嘗祭は天皇陛下が天照様(祖神)と一体になる大切な祭り、庶民は祖霊祭を通して氏神様と一体になるわけです)、そう考えるとお盆の時期に霊障が多い・・・・・・・
・・・・・ということは、村雲的な考察として、『ご先祖様が頼ってくる(憑かれる)』 というのは、なにかジメジメとした仏教(正確にいえば、盂蘭盆会)のマインドコントロールが強すぎて、なんかご先祖様方々が ”悪者扱い” になっちゃってる感があるんですが、
実は、「受け皿(生きてる子孫)の方が悪かったりして」。
・・・・なーんて、視えない世界贔屓の自分は考えたりするんですよね(笑)
まぁ真実は、、、、、正直よくわかりません・・・・・・・・が、自分も最近は 「なんでだろ?なんで上手くいかないんだろ・・・・・だって、神様の言葉そのまま信じるのなら生きたい様に道が創られるのが人間じゃないの??」 と考える中に、「なんだ、ひょっとしたら結論は自分が嫌がってるだけなんかなぁ~」 なんて、ちょっと悟った気分になることもあり(いや、全部が全部じゃないと思うんですけどね(汗))
そう考えると、ひょっとして霊障が増えるお盆の時期も、生きてる人間が自分を守るために勝手に編み出した手段じゃないのかなぁ~自分の仮説が正しければ、なんかご先祖様に申し訳ないなぁ~
・・・・・・ふとアイス食いながら思った、今日この頃です。
皆さん、熱中症には気をつけましょう。
おわり。
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コメント:13
- 石田 13-08-08 (木) 18:24
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こんにちは~。パピコにぶどう味があったんですね!勉強になりました!!
最近自分の器について考えたりします。ダイエットは痩せればいいってわかるけど、バカはどうやったらなおるの?とくをつむって何?とか。 - Ito 13-08-08 (木) 18:34
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はじめまして。
伊藤と申します。
普通の人には見えない物とか虫とか動物って見えますか?
それらが体内に入っていき、体の不調に繋がってると思いますか? - マグノリア 13-08-08 (木) 19:03
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村雲さんのブログと出会って早数年。
よく覗いてるときもあれば 数ヶ月見ないときもあります。
ブログ自体が休止してるときもありました。
それでも今もなお見続けているのは このブログや村雲さんが
凄いんだなーってふと思ったので思わずコメントしちゃいました。
記事と関係ない話ですみません。
今年もお盆の時期ですね。
自分の実家のお墓参りはできないけど旦那の実家のお墓参りには
いってきます^^ - りんごのうさぎ 13-08-08 (木) 22:13
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久々に読みました!
「何てタイムリーな…」と思ったのですが、
先日ふと「誰かがとても暑がっている…お墓参りするかな?」と行ってきました♪ そして…あまりの暑さに、全ての水分(最初からかけるつもりだったお水・お供えのお茶や氷水)を、すべて”ぶっかけて”しまいました。。。 ^^;
ご先祖さまは怒ってらっしゃるでしょうか???
『行水♪』と思ってくれたら嬉しいな !(^^)!
と思ってしまいました(笑) - にゃふっ 13-08-08 (木) 23:16
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すみません、うっかりカラで送信しちゃいました。
我が家で昨年から飼ってる猫がいるのですが、1度だけ奇妙なことがありましたよ。昨年の丁度今頃、まだ仔猫だったのだけど、突然吠えたんっです。猫が吠えたってのも変ですが(もちろん、ワンじゃなくにゃおお~!!って感じです)すっごい勢いで「見えない何か」に飛びかかっていくのです。それでケージの上に乗ってさらに、その「何か」はカーテンの上部まで行って窓の隙間から逃げたらしく、猫もそこで諦めましたけど。本当に1度きりですが、あの鳴き方は変でした。実家でも猫を飼っていたし、野良猫も近所によくいるので、発情期や雄猫同士のケンカ、仔猫を呼ぶ声など猫の声の聞き分けは出来る(もちろん、猫語まではわかりません)つもりですが、あんな鳴き声は今まで聞いたことがありませんでしたね。動物には何か人間には見えないものが見えたり感じたりできるのかな?と思いました。 - 喜右衛門 13-08-08 (木) 23:34
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本当に暑い日が続きますね。
さて、
もともとの仏教(インド仏教というか御釈迦様の説いた仏教)には先祖供養って考えはなかったようですので、日本に仏教が伝わり、日本古来の崇祖の考えを取り入れて、後から盂蘭盆会が始まったと考えるべきでしょう。
また、
神職の資格を持たれている村雲さんならご存知だと思いますが、葬式後の塩まきは、死者を清めるのではなく、近親者の死という悲しむべき事に接し気が枯れた状態を元に戻すための(神道の)儀式ですよね。
霊を認めない仏教の浄土眞宗が、このようなことは迷信だと批判して、その(誤った)考えを全国的に進めたせいで、最近は葬祭場も葬儀会社もその対応になってしまったようですが、とても残念です。
私は他宗教への無理解、偏見と攻撃だと思います。
あの人たちは(我が家も浄土真宗の檀家のなのですが・・・)神社参拝や神様への願い事も、先祖のために手を合わす事も否定しますよ。死んだら何も無いって。
阿弥陀様を信仰する宗教が、宗教なのに、矛盾を抱え、とっても馬鹿みたいなんですよ。 - フウト 13-08-09 (金) 1:19
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夏に怪談話が多いのは確か江戸時代に涼しさを求めるために見世物小屋で怪談を始めたからって説があるとテレビでやってましたね~
霊障が多いのは湿度が関係してるんじゃないかな?って勝手な妄想してます(笑) - シン 13-08-09 (金) 10:13
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こちらにくると大変勉強になります。
パピコのブドウ味は知りませんでした(^ー゜)
お盆といえば、実家では16日にもち米を蒸したものに塩茹でした小豆をトッピングした物をお供えし、食しておりました。
今年は、久しぶりに作ってみようと思います。 - 金シャチ 13-08-09 (金) 20:53
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こんばんはー
あちらこちらで高温注意報が出ていますが
皆さん大丈夫ですか?
暑かったーぁ めっちゃ暑かった 溶けるかと思った…
お昼過ぎに出かけると 何と、外気温40度! 一瞬41度!
驚き!!!
お盆には少し涼しくなって欲しいですね、ご先祖様も帰って来るのに
難儀ですし…
豪雨の地方もあり お互いに気を付けて暮らしましょうね。 - 管理人 13-08-10 (土) 2:53
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石田さん
パピコ、本当に美味しいですよ~今日も食べました(笑)あのですね、バカは難しいことを考えちゃいけないんです。難しい上に、意味無いことを考えるから、バカと呼ばれる(自覚する?)ことになるんです(笑)
Itoさん
なにが普通かは分りませんが、ここで質問する周りの”普通”と思われる人に統計とった方が早いですよ!・・・・・自分はちょっと普通じゃないですから(汗)
マグノリアさん
ご無沙汰しております~HNはなんとなく覚えてますよ!ここまで続いたのは、やっぱり読んでくださっている方のおかげだと思います(本気で)。お墓参り、しっかり祈ってこられてくださいね!
りんごのうさぎさん
コメントありがとうございます。りんごのうさぎさんが、「行水!」と思ったらご先祖様も無理してそう思ってくれているかもですね(笑)でも、行水の水と、飲む水ぐらいは別けられた方が親切かも(苦笑) - 管理人 13-08-10 (土) 3:00
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にゃふっさん
動物には人間ではわからない嗅覚(というか直感??)があると思いますよ~
喜右衛門さん
「葬式後の塩まきは、死者を清めるのではなく、近親者の死という悲しむべき事に接し気が枯れた状態を元に戻すための(神道の)儀式」・・・・・マジですか!!これ初めて聞きました、学校でも教えてくれなかったなぁ~今度、先生にあったら問い詰めてみます(笑)
フウトさん
「江戸時代に涼しさを求めるために見世物小屋で怪談を始めたから」・・・・・マジですか!みんな、すごく物知りだなぁ・・・・・・でも、怪談噺と本物の霊障、それこそ一緒にできないものじゃないですか(苦笑)”湿度” と ”霊障” ・・・・・・う~ん・・・・・・・・・・
シンさん
「もち米を蒸したものに塩茹でした小豆をトッピング」、、、、なんか地方地方、各家にも伝わっているお供えものってあるんでしょうね、、、、、これをまとめたら面白いかも(笑) - 管理人 13-08-10 (土) 3:02
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金シャチさん
ですです、生きてこそのものだねですもんね~幸も不幸も(笑)涼しくなったら、ぜひ遊びにきてくださいね~熱い心でお待ちしております! - 喜右衛門 13-08-10 (土) 17:11
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すみません。専門家でもないのに出しゃばってしまい・・・。
(神道の)儀式と書きましたが、
「(神道の考えを受けた)民間習俗」って表現が正しいでしょうか。
でもね、我が家の宗派の考え方には同意できないんですよね。
霊魂やあの世等を全て迷信で切り捨てる宗教っておかしくないでしょうか?心のよりどころになるのかな・・・?