『霊能』と『霊感』の違いって？　（「霊能力」の上げ方②）

自分勝手に定義を作るとするならば・・・・・

「幽霊が見える」「何かを感じる」→『 霊感 』

「幽霊と会話できる」「感じる『何か』を特定・解決する事ができる」→『 霊能 』

と、簡単ではありますが別ける事ができるんじゃないでしょうか？
よくいますよね？
「・・・・何かがあなたの後ろに感じる・・・見える。」

との、いわゆる　『霊感体質』 の方。
私は長年サラリーマンをしながら、夜は相談者の相手をする・・・・



という生活を続けていましたので、
自然、「会社の連中」や「仲の良い友達」には去年まで夜の仕事（？）を

意識的ではないんですが、隠し続けて来ました。

そしてその中でよくある話で、時に友達数人と一緒に飲みに行っては、突然、初対面の方から

「変に思わないでくださいね。私・・・実は見えるんです・・・・・」　

とこうくる。

「へ～～すごいね～～・・・・・。（実はオレ、副業で霊能者しちゃってるんだけどね〜（笑））」

「あっ、、、信じてないですね。そういう世界、否定派ですか？？」

「・・・いや、そういう訳じゃないけど。まぁ別にいいんじゃない？（面倒臭さいし、正直なところオフはオフで楽しみたい・・・オフまで仕事の話は嫌なんですけど（汗））」

と、この会話を今まで何十回、聞いてきた事か（苦笑）

以前のブログで言いましたが、霊能も霊感も「能力」の一つ。

そりゃ～人並み以上の能力の持ち主は尊敬も感動もしますが・・・・・
※自分はどちらかと言うと 『霊感』 は残念ながら少ない方なんで

ただ、「見える」だけで口にするのはどうかとも思います。
そして自分はその子の霊感が「本物なのか」「強いか弱いか」に正直、興味はゼロ。

例えば、

「・・・あなたの後ろに○○が見えるわよ？！」

「・・・・・・・・・・え～～～っ！？」　（言われた方は不安になる）

「・・・あなた、もしかして○○時に××とかしてない？？」　（勢いにのり、よく見える！）

「・・・・・えーーーーーーっ？！何で分かるんですか？！？！」

どの能力でもそうですが、一度的中させ自信がつくと人間、
いつも以上の能力を発揮するのはどの能力も似たようなもの。
また、これも人間のおかしな所です。

「・・・で？！わたし、どうしたらいいんですか？！・・・すごく怖いんです！！」

「・・・・・・いや、・・・どうしろとおっしゃられても・・・・・・・・・。」

はい。ここが大切な所です。「見え」はしますが「その後の処理」が
霊感では限界があるんですよね～・・・・・・

そこから「自分の力はここまでだから」と言える人はまだいい方です。
無理して答え出すと、結果はどちらにとっても悪い方向へ・・・・。

その「見えたもの」に対して、

『何のためにその方に憑いているのか？』

『何を求めて憑いているのか？』

『ではどうしたら納得したり、喜んでくれるのか？』（＝離れてくれるのか？）

が一番大切な事で言いっぱなしで終われば
それほど相手の恐怖を煽るものはありません。

※例え、見えない世界を信じてない人でもやっぱり気持ちはよくありませんよね・・・・

自分の場合、よっぽど仲が良いか、信頼関係が出来上がってる友達に限定。
すぐに命に関わりそうなこと。

簡単に（と言えば失礼になりますが）ちょっとの事で効果が得られそうな場合。

以外は、例え親でもこちらから 『××が憑いてるよ～見えるよ～』

なんて～ことは口に出しません。
※依頼されて口に出すのがプロの仕事だとの勝手な自覚も手伝ってますが

相手の幽霊さんやその他の方もですね・・・・・

○ 理由がないのに憑くことはありません

※「憑く」本来はこの言葉は嫌いです。その方を「頼って」きてる先祖様も多いことなので

○ 何故その方なのかとの理由を聞いてやるのが「筋」ってもんでしょ

○ どうすればお互いが納得しあえる結果を出せるのかが大切

・・・要は「体のない人間」に変わりはないのですから。

反対に、「霊能があって」、更に「霊感が強い」・・・・・これは鬼に金棒ですね（笑）
「霊能」で問題解決に当たり、「霊感」で同時に感じたり、見たりで補助をする。

あくまでも「霊感」はより理解するための『手段』であって、
『目的』には成りえぬものなんでお忘れなく。

最近、勘違いされている同業の方々がなんと多いことか。。。。。。

「霊能」を磨けば、自然と必要な「霊感」は身についてきます。

「霊感」を上げようとこだわれば、自分の首が絞まります。

この『霊能』と『霊感』のトータルを自分は『霊力』と呼んでいます。

これは参考までに。

昔、ある親友が家に遊びに来てくれた時。
なんと！！そいつの後ろには立派な扇を持たれた『天狗様』が！！

「・・・おっ、お前！何憑けてウチに来てんだよ？！」

「・・・・・えっ？・・・・・何が？？」

「いや、、、お前の後ろ、すごい天狗が憑いてるよ？！最近、体のこことあそこがおかしくない？」

「うん！！丁度、おかしくなっててそれも今日、本当は聞きたかった！！こえぇぇーーーー！」

「お祓いするからそこに座って！！」

その時の自分は親友を助けようと気合充分。
そして間が悪いことに最近師匠から聞いた、

「どうしても外れない時はこの技を使いなさい・・・・」

と教えて貰い、神様に頂いた『九字の字法』を習得したばかり
・・・・もちろん、試す（？）気満々でした。

ところが。

教えて貰った通りにしても切れない。
何度も何度も切りつけても効果がさっぱり・・・・・

天狗様は全く、意に介してないご様子。

おかしい・・・そんなはずはない。

「神様から頂いた」九字の剣。「見えない世」で切れないものはない筈・・・・・・
息もあがり、ゼィゼィやってる途中にいきなり師匠から電話。

「こら！お前、何をやってんだ！！その天狗様はお前の親友の守り神様だぞ！！」

「えーーーーーーーーーーーーーーーーーっ！！！」

そりゃ、そうです。。。

その天狗様は先祖代々からこの親友一族を守ってこられた方。
その神様を、神様から頂いた剣で切りつけてたのですから・・・・・・・・・・

この失敗で色々と学ばせて頂きました（神様、本当にごめんなさい・・・）

『 天狗様＝悪い方 』

と霊感で霊視した瞬間に、自分の先入観でトンでもないことをしでかしてしまったのです。
一言でも天狗様にお言葉を掛けさせて頂き、話を伺うことが出来ればこんなミスは・・・・・。

結局、そこから親友と二人で師匠宅に行き、その天狗様に２時間半、平謝り。
これで許して頂いたのも本当に「御の字」でした。

その後、師匠に聞いた話では、なんでも他の神様が師匠の家に一走りして

「・・・お前の弟子がトンでもない事をやっているぞ・・・・・・・！！」

と知らせてくれたのだとか（汗）

話がずれて単なる失敗談になってしまいましたが（笑）
これで「霊能」と「霊感」の違いが分かって貰えれば幸いです。

そしていかに「目的と手段の違い」の大切さが理解して頂ければ
次（『霊能力』の上げ方③）に進みたいと思います。

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